【まとめ】冬の味覚を満喫!蟹のコースを味わえる上質な宿5選

冬の味覚として「蟹」を挙げる人も多いのでは。今回は、シーズンを迎える蟹を存分に堪能できる宿を5つ紹介する。人気の「松葉がに」や「越前がに」など、贅沢な蟹料理に舌鼓を打ってみては。

目次
【石川県】名湯と加能ガニを堪能「吉祥やまなか」
【兵庫県】松葉がにのフルコースを満喫「休暇村竹野海岸」
【石川県】香箱蟹と郷土料理を味わう「金沢東急ホテル」
【石川県】夜景を眺めながら絶品ズワイガニに舌鼓「ホテル金沢」
【福井県】海沿いの古民家宿で越前がにを存分に味わう「料理宿やまざき」

【石川県】名湯と加能ガニを堪能「吉祥やまなか」

北陸随一の渓谷美と名高い「鶴仙渓(かくせんけい)」沿いの湯宿「吉祥やまなか」。同宿では、2024年3月20日(水)までの期間(*1)、「のどぐろ・和牛会席」に石川県が誇るブランド「加能ガニ」を一人につき1杯プラスした夕食付き宿泊プランを提供している。

石川県で水揚げされたズワイガニのオス「加能ガニ」。青色のタグは甲羅幅9センチ以上で、身入りのいいものの目印

全国トップクラスの厳しい基準を満たした石川県で水揚げされたオスのズワイガニ「加能ガニ」は、漁港の名称を刻印した青タグが付けられている。

栄養豊富な日本海で育ち、太い脚には身がぎっしりと詰まっており食べ応えも十分だ。絶妙な塩加減でふっくらとボイルされ、しっとりとした身質と繊細な甘みと旨みを堪能できる。

また同プランでは「加能ガニ」をはじめ、脂のりの良さから白身のトロと称される“のどぐろ”の姿焼きや、きめが細かく濃厚な味わいの“黒毛和牛”をみぞれ鍋で提供。加賀の特産品をふんだんに使った料理の数々を味わってほしい。

写真はイメージ

加能ガニも堪能できる「のどぐろ・和牛会席」の宿泊プランは、1泊夕・朝食付き2名1室で一人52,000円(*2)より。

加賀四湯のひとつで開湯1300年の歴史を持つ山中温泉。まろやかな湯でくつろぎ、秋には紅葉を、冬には雪景色とともにコース料理を楽しんでみては。

吉祥やまなか
所在地:石川県加賀市山中温泉東町一丁目ホ14-3
公式サイト:https://kissho-yamanaka.com/

*1 12月29日(金)~1月3日(水)は除く
*2 税・サービス料込、入湯税150円別、金・日・休前日・シーズンUP料金あり

【兵庫県】松葉がにのフルコースを満喫「休暇村竹野海岸」

山陰海岸ジオパーク内に立地し、入江を見下ろす小高い丘に建つリゾートホテル「休暇村竹野海岸」では、2024年3月20日(水)までの期間、旬の「松葉がに」を贅沢にも1人2杯使用した「活け松葉がにフルコース」を提供する。

活け松葉がにフルコース

同コースは、但馬産「松葉がに」のみを1人につき2杯使用。茹で松葉がにはもちろん、かにすき鍋やかに味噌甲羅焼、花咲くかに刺しやかに足天婦羅など“松葉がに”ブランドを堪能できるフルコースだ。料金は、1泊2食付き2名1室一人56,000円(税込・入湯税別)より。

花咲くかに刺し

山陰の日本海側で水揚げされたオスのズワイガニ「松葉がに」。港ごとに定められた条件を満たした蟹に、緑・ピンク・青の色分けがされる。この時期しか味わえない贅沢を体験してほしい。

休暇村竹野海岸
所在地:兵庫県豊岡市竹野町竹野
公式サイト:
https://www.qkamura.or.jp/qkamura/489/menu.asp?id=takeno&ty=lim&plan=1095

【石川県】香箱蟹と郷土料理を味わう「金沢東急ホテル」

金沢の冬の味覚として親しまれている「香箱蟹」。「金沢東急ホテル」では、12月30日(土)までの期間(*1)を対象に、この季節でしか味わえない香箱蟹と金沢の郷土料理を組み合わせた「九谷焼きのお皿で楽しむ香箱がにと郷土料理コース」付きの宿泊プランを提供する。

※写真はイメージ。料理内容は季節によって異なる場合がある。

同コースで提供予定の「香箱がに(茹で)外子のジュレ掛け」は、石川県の伝統工芸である九谷焼の皿にのせて提供。繊細な甘味がある蟹の脚肉に外子(そとこ)のプチプチとした食感が口の中ではじける逸品だ。

その他、金沢の郷土料理で代表的な「加賀治部煮」をはじめ、板前が握る新鮮な魚を厳選した「握り寿し」や「加賀蓮根はす蒸し」など、金沢ならではの食材・料理を堪能できるコースとなっている。

夕食会場は、金沢東急ホテルから徒歩5分(*2)の場所にある「長八 金沢片町店」。日本海の鮮魚を中心とする魚料理や寿司にこだわり、伝統が息づく多彩な料理に仕上げる片町の人気店だ。厳選した石川の地酒やワイン、焼酎など酒類も豊富に揃っており、美酒と美食を堪能できる。

「長八 金沢片町店」

蟹や郷土料理がたっぷり味わえるフルコースを、あたたかみのある心地よい空間で、至福のひと時を楽しんでみては。

金沢東急ホテル
所在地:石川県金沢市香林坊2-1-1
公式サイト:https://www.tokyuhotels.co.jp/kanazawa-h/

*1 日曜日は「長八 金沢片町店」定休日の為、予約不可
*2 ホテルからの送迎はなし

【石川県】夜景を眺めながら絶品ズワイガニに舌鼓「ホテル金沢」

「ホテル金沢」では、11月1日(水)より北陸の冬の風物詩ズワイガニをふんだんに使った「金澤蟹御膳」付き宿泊プランの予約受付をスタート。宿泊対象期間は、2024年1月11日(木)~2024年5月7日(火)*となっている。

同ホテルの最上階16階のトップラウンジ「ラズベリー」にて、新鮮な蟹料理を金沢の煌めく夜景とともに楽しめる。

御膳を彩る美しい蟹料理の数々は、見た目も華やかでボリュームもある。ズワイガニの濃厚な蟹味噌を使った豆腐や蟹身が贅沢に入った茶碗蒸しや、身の詰まった脚を天婦羅にするなど、北陸の冬を感じられるラインナップが魅力だ。

お楽しみの〆には「ずわい蟹の釜飯」を。たっぷりの蟹の殻でとった出汁で炊き上げた新米は、蓋を開けた瞬間に芳醇な蟹の香りが立ちのぼる。ほぐした蟹身を混ぜ合わせ、さらにその上に蟹身をのせた贅沢な一品は、頬張るたびに蟹の旨みを存分に感じられるだろう。

「金澤蟹御膳」付き宿泊プランの料金は、1泊2食付き一人11,700円(税・サービス料込・宿泊税別)から。同コースでは別途、料理と一緒に楽しめる石川県自慢の地酒も取り揃えている。この時期だけの特別な宿泊プランを見逃さないでほしい。

ホテル金沢
所在地:石川県金沢市堀川新町1番1号
公式サイト:https://www.hotelkanazawa.co.jp/

* 月曜日は除く

【福井県】海沿いの古民家宿で越前がにを存分に味わう「料理宿やまざき」

福井県越前町にある「料理宿やまざき」は、越前海岸に建つ、移築再生された築140年の古民家宿。「ミシュランガイド北陸2021特別版」宿泊施設部門にて、2パビリオンを受賞した宿でもある。

そんな同宿では、「日本海の冬の味覚の王様」越前がにを存分に味わえる宿泊プランを、2024年3月まで提供する。

福井県越前町にて代々越前町漁協のセリ権を有する「やまざき」。主人自らセリにて仕入れる越前がには、全てブランドの証である黄色いタグがついている。

食事時間に合わせてゆで上げる熱々の越前がには、産地ならではの味わいが魅力。この季節ならではのごちそうだ。その他にも、活けのカニを冷水に打たせて花咲かせる「やまざきの蟹刺し」や「蟹しゃぶ」、「蟹味噌甲羅炙り」や越前和紙で包んだやまざきならではの焼き蟹「蟹奉書焼」など、“やまざき”ならではの蟹料理が味わえる。

やまざきの蟹刺し

朝食には、ブランドタグ付の越前がにを使用した「かに鍋」を提供

宿泊プランの詳細や料金は公式サイトをチェックしてほしい。古民家より受け継ぐ木の温もりに癒されながら、越前の味を堪能しては。

料理宿やまざき
所在地:福井県丹生郡越前町厨16-53-1
公式サイト:https://yamazaki-r.co.jp/

この時期しか味わえない、旬の蟹料理を心ゆくまで味わえる宿を5つ紹介した。この機会に足を運んでみては。

(IGNITE編集部)