“もう一つの文化体験の場”となるカフェ「ENFUSE 大阪」リニューアルした大阪市立美術館に誕生

街に新しい価値を生む店やスペースを創造するWAT社が、3月にリニューアルオープンした天王寺公園内の大阪市立美術館に、単なる休憩所ではない“もう一つの文化体験の場”として気軽に立ち寄れる空間設計のカフェ「ENFUSE(エンフューズ)大阪」を出店した。

美術鑑賞や公園散策の後は、開放的なテラスのあるカフェでくつろいでみては。

「もう一つの文化体験の場」へと進化するカフェ

大阪の天王寺公園内にある大阪市立美術館は、優れた美術文化に接する機会を提供する場として昭和11年5月に誕生。長い歴史の中で市民に愛されてきたが、新たに“親しまれ、ひらかれたミュージアム”を目指し、大規模リニューアルを経て3月に再開館した。

それにともない、今まで“片隅にある休憩所”というイメージが強かった施設内のカフェをアップデートし、美術館と有機的に連携する“もう一つの文化体験の場”へと進化したカフェ「ENFUSE(エンフューズ)大阪」をオープン。美術館が持つ本来の魅力を引き出しながら、そこにカフェならではの温かみと開放感、コミュニティ形成の要素を融合した空間を設けた。

プロデュースに携わったのは「“ただ飲食をする場”というだけでなく、“コミュニケーションが生まれる拠点”」を目指して、都内複数の公共図書館や京都の美術館内などに、環境と調和する新しいスタイルの店を誕生してきたWAT社だ。

大阪市立美術館の「ENFUSE」では、アート鑑賞後の余韻をさらに楽しみ、地域の憩いの場となる場所の創出を目的とした。

作品鑑賞や公園散策後の余韻に浸る空間

「ENFUSE 大阪」は、四季折々に表情が移り変わる日本庭園「慶沢園」を望む開放的なテラス席を備えているため、美術館利用者のみならず観光や散策で公園を訪れた人も気軽に立ち寄れる空間設計なのが魅力だ。

ENFUSEという店名は、豊かにするという意味のenrichと融合・結合などの意味を持つFuseを掛け合わせた造語。メニューについても大阪を天下の台所として捉え、全国のさまざまな食材を使った「古今東西のおかずプレート」をシグネチャーメニューにする。

また、天王寺公園を楽しむためのピクニックセットや、アート作品をオマージュしたスイーツの提供など、さまざまな体験価値メニューも創出する。

美術館でさまざまな企画の美術品やアート作品を鑑賞した余韻に浸ったり、四季の移ろいを感じて公園散策を楽しんだりしたあとに、ゆっくりお茶や食事とともに会話を楽しむ時間を持ってみたい。

ENFUSE大阪
所在地:大阪府大阪市天王寺区茶臼山町1-82 大阪市立美術館内
オープン日: 2025年3月
営業時間: 美術館開館日に準ずる
大阪市立美術館 公式サイト:https://www.osaka-art-museum.jp/
WAT 公式サイト:https://wat-inc.jp

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000148439.html

(ERIKOT)