職人技の頂点が生み出すゼロシーム仕立ての最高級紳士靴。「三陽山長」の「零」シリーズ

紳士靴ブランド「三陽山長」から、アッパーに継ぎ目が全くない、ゼロシーム仕立てが特徴の「零(ぜろ)」シリーズが誕生。

ファーストコレクションでは、ホールカット、ストレートチップ、タッセルローファーの3モデルを、同ブランドの7店舗及び公式オンラインストアにて、3月21日(金)から一斉発売。また、3月20日(木)まで先行予約販売を実施中だ。

日本の卓越したモノづくりの技術を世界に示す紳士靴

「三陽山長」は、「匠」「謹製」「極」といった高価格帯シリーズを順次発表し、上質を求めるビジネスパーソンから好評を得てきた。

そこで、日本の卓越したモノづくりの技術を世界に示す新たな製品開発に着手。これまでの常識を覆す「ゼロシーム」仕立てという、継ぎ目が全くない靴を開発した。

最高難度の靴づくり「ゼロシーム」仕立て

「零」というシリーズ名は、アッパーに継ぎ目がない「ゼロシーム」仕立てに由来。

同シリーズの製作には、細部にわたる完璧な仕上げが要求される。一枚革のホールカットデザインは、わずかな不備も許さず、シワや歪みを防ぐために精密な作業が必要だ。

靴職人たちは妥協のない姿勢で靴作りに向かい、あらゆる角度から見て完璧な、彫刻のように美しい一足を完成させた。

精緻で実直な仕立ての「零」シリーズは、ニッポンの職人の真髄を体現している。

最高峰の素材を使用した3モデルの「零」シリーズ

同シリーズのアッパーには、きめ細かな質感と自然な艶、ソフトな手触りが特徴のボックスカーフ「アニキス」を使用し、ライニングには足当たりが滑らかな「デュプイ社」製レザーを採用した。

靴底の素材は「J.ベイカー社」が手がけたオークバークレザーで、繊維が緊密に詰まっているため、優れた耐久性を備えている。

仕上げは、海外の最高級靴にも多く採用される半カラスだ。

ミニマリズムを極めたホールカットの「壱」

アッパーが一枚の革で仕立てられた靴をホールカットと呼ぶが、「壱(いち)」はそれをさらに進化させた一足だ。

靴の顔である甲周りにはしっかりとメリハリをつけ、立体的な造形美を描き出した。

ステッチワークで描くストレートチップの「弐」

「弐(に)」は一見、ドレスシューズの大定番であるストレートチップのようで、特別な仕掛けがある。

実はこの製品、「壱」をベースにストレートチップ風のステッチをあしらったもの。つまり、トウキャップのように見える一文字も、甲周りを切り替えているように見えるデザインも、すべて一枚革の上に“描かれた”ものなのだ。

格別のエレガンスを宿したタッセルローファーの「参」

タッセルローファーは、本来はカジュアルシューズに属するデザインだが、「参(さん)」は、研ぎ澄まされた一枚仕立てによって、際立つエレガンスを宿した一足に仕上がっている。

同モデルは甲をより低めに、ヒールカップをよりコンパクトに設計することで、靴紐のないローファーでもジャストフィットを実現した。

見た目の美しさだけでなく、快適さにもこだわっている同シリーズに注目したい。

「零」シリーズ
先行予約販売:3月20日(木)まで
発売日:3月21日(金)
展開サイズ:6.0(24cm)~9.0(27cm)
価格:各330,000円(税込・専用シューツリー込み)
展開店舗:直営店5店舗、伊勢丹新宿店、公式ECサイト「SANYO ONLINE STORE」
予約販売店舗:直営店5店舗、公式ECサイト「SANYO ONLINE STORE」
※「SANYO ONLINE STORE」は3月19日(水)18:00にて終了

特設サイト:https://store.sanyo-shokai.co.jp/blogs/feature/yc-zero-20250301

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000681.000009154.html

(田原昌)