これからの季節、特にポテンシャルを発揮する見逃せないファッションアイテムがデニム。
大人のカジュアルスタイルに欠かせない、春の新作メンズデニムのトレンドを紹介。今シーズンのトレンドを先取りして、格好よく春コーデを着こなしてほしい。
祝150周年の「Levi’s Vintage Clothing Spring/Summer 2023」
ジーンズの起源であり、ファッション史に大きな影響を与えたデニムといえば、Levi’s(リーバイス)501。
リーバイ・ストラウス ジャパン社は、2023年に501が150周年を迎えることを記念して、Levi’s Vintage Clothing Spring/Summer 2023にて、501ジーンズの限定モデルやコラボ商品を展開する。
オール・ジャパン・エディションの「1937 501」(税込81,400円・完売)、1922年モデルを復刻した「1922 Cone Mills White Oak 501」(税込81,400円・2月23日一般発売)を始め、数々のモデルが販売される。
公式サイトにて、限定商品などの最新情報の発表が行われるので、Levi’sファンは必見。併せてメルマガに登録して、メンバー限定の先行販売や、501の150周年を祝うスペシャルイベントに参加できるチャンスも物にしたい。
1873年5月20日にワークパンツを補強する鋼製リペットの特許を取得することから始まった501。ジーンズの原型ともいわれ、着る人に寄り添うこのベーシックなアイテムはやはり外せない。
この150年間、象徴的で影響力のある作品の数々を我々に届けてきた。その歴史を彩るイベントを大いに楽しんでほしい。
Levi’s Vintage Clothing Spring/Summer 2023
公式サイト:https://www.levi.jp/2023_150th_Limited.html
新商品情報:https://www.levi.jp/2023ss_upcoming.html
履き心地とシルエットに定評のある「PT TORINO」
「PT TORINO(ピーティー トリノ)」は、2008年にイタリアのトリノで生まれたメンズブランド。「メンズクロージングにおいて最も重要なアイテムはパンツ」というコンセプトの下、確かな素材選びと巧みな技術で人気を博している。
それまでドレスパンツの世界はクラシック一辺倒だったが、同ブランドは、幅広いデザインソースから取り入れた多彩なバリエーションを用意している。
同ブランドのパンツは各モデルにテーマを設定し、独自のデザインで世界観を演出。パンツの可能性を広げる多様性に加え、美しいヒップラインと脚長効果を備えた完璧なシルエット構築、そして抜群の穿き心地が魅力だ。
デニム生地のスラックスは、“バーニーズ ニューヨーク創業100周年記念エクスクルーシヴアイテム”のひとつ。ピーティー トリノ デニムで人気の生地を使って「バーニーズ ニューヨーク」のために作った一本だ。
品質に定評のあるブランドとしてのプライドが垣間見える、細部に至るまでこだわり抜かれた着心地のよいデニムパンツの新作で、いち早く春を感じてみては。
PT TORINO
輸入代理店 公式サイト:https://pt-japan.com/pt-torino-men<ピーティー トリノ>バーニーズ ニューヨーク創業100周年記念エクスクルーシヴアイテム
価格:49,500円(税込)
バーニーズ ニューヨーク公式ページ:https://www.barneys.co.jp/
※3月上旬以降発売予定。バーニーズ ニューヨーク銀座本店、六本木店、横浜店、神戸店、福岡店、西武渋谷店、オンラインストアで販売
斉藤和義オリジナルブランドとのコラボ「JAPAN BLUE JEANS」
「桃太郎ジーンズ」などで知られる、岡山・児島を代表するブランド「JAPAN BLUE JEANS(ジャパンブルージーンズ)」。
「オリジナルガレージコート」(税込35,200円)は、同ブランドと、自身の好きなものを作るのがブランドコンセプトの斉藤和義オリジナルブランド「斉藤工務店」とのコラボ新製品だ。
“ガレージ”と入れたその名の通り、「ガレージで自分の趣味に興じる時に着てもらいたいコート」とのこと。オールシーズン使いやすいデニム生地を使用している。
左襟にはギター刺繍のワンポイント、ボタンはヴィンテージテイストの合金猫目ボタンで、普段使いしやすいシンプルなデザインに仕上がっている。
先行予約期間は既に終わっているが、2023年4月下旬頃に、JAPAN BLUE JEANS直営店舗の児島店、並びに渋谷店で店舗販売される予定なので、気になる人は問い合わせを。
これ一枚羽織るだけで様になるコート。興味がある人は要チェックだ。
JAPAN BLUE JEANS
公式サイト:https://www.japanbluejeans.com斉藤工務店
公式サイト:https://www.kazuyoshi-saito.com/オリジナルガレージコート
価格:35,200円(税込)
販売ページ:https://www.denimlabo.com/c/japanbluejeans/JJK0001M31
※先行予約は終了、4月下旬頃に一般販売予定
ヴィンテージ感と着こなしを両立させた「JOHNBULL」
ジョンブル社は、デニムの聖地と呼ばれる岡山県倉敷市児島にて1952年に創業。自社工場を持つデニムメーカーで、現在ではジーンズを中心にカジュアルウェアの企画、製造、販売までを一貫して行う。
「12オンスピグメントデニムファティーグシャツ」(税込28,600円)は、60年代のミリタリージャケットをベースにデザインされたアイテム。ヴィンテージアイテムのリラックス感と落ち感は残しつつ、着こなしやすいすっきりとしたシルエットが好印象だ。
生地の表面全体にコーティングを施した後に縫製を行い、さらに洗い加工を加えることで、長年着込んだような風合いに仕上げているところもポイント。
肩はややドロップショルダーになっており、リラックス感のある着こなしを実現。フロントにはフラップ付きのポケットがアクセントになるため、シンプルなボトムスと合わせるのも良いだろう。
ヴィンテージアイテムが好みの人は注目すべきアイテムだ。
JOHNBULL
公式サイト:https://johnbull.co.jp12オンスピグメントデニムファティーグシャツ
価格:28,600円(税込)
販売ページ:https://www.privatelabo.jp/item/69619028.html
定番モデルをアップデートした「WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO」
最後は、WILDSIDE YOHJI YAMAMOTO(ワイルドサイド ヨウジヤマモト)から。
「10oz Denim White Stitch Draw String Pants(10オンスデニムホワイトステッチドローストリングパンツ)」(税込42,900円)は、定番の紐パンツをアップデートさせたインディゴデニムパンツだ。
ポイントはフロントに大きく当て布を配置して作られたポケット。さらにツールポケットも付けることで、細部にまでこだわったディテールになっている。
ステッチは太さと色の異なる3種類の糸を裁縫箇所により使い分けており、ヴィンテージのカバーオールなどによく見られる手法を採用。工業製品ながら、手工芸的なゆらぎの要素がつくる魅力的なディテールを取り入れている。
ウエストが紐で調節できるため、シルエットの好みを重視したサイズ選択が可能な点も嬉しいポイント。
同素材を使ったシャツジャケットも販売中。綺麗めカジュアルに気負いなく着こなしたい人は、このこだわりアイテムをチェックしてみては。
10oz Denim White Stitch Draw String Pants
価格:42,900円(税込)
販売ページ:https://wildside-online.jp/shop/g/gWZ-P34-007-1-03/
この春注目のこだわりデニム、気になったアイテムはあっただろうか。
お気に入りのデニムで清々しく春をスタートさせてほしい。
(AREC)