「しそ」や「さるなし」など、岩手県の三陸地域の特産品を使用したモクテルが、岩手県盛岡市内の飲食店で発売。三陸の復興に想いを込めたドリンクだ。
みちのくコカ・コーラボトリングは、岩手県立大学の学生団体「復興girls&boys*」と協働し、「三陸地域の特産品を使用したオリジナルモクテル」の開発に取り組んできた。今回、開発したオリジナルモクテルを、岩手県盛岡市内の飲食店で順次販売を開始する。
■三陸地域の特産品を知る
この取り組みは、岩手県内の産学官連携組織「いわて未来づくり機構」が推進する、復興支援プロジェクト「いわて三陸復興のかけ橋」の一環として、東日本大震災の風化抑止、三陸地域の特産品の認知、および消費拡大を目的に、学生と協働して、飲食店などで提供される新たなオリジナルメニューとして展開を図るものだ。
・宮古シソモクテル
宮古のブランド紫蘇「川井赤しそ」エキス + 「カナダドライ クラブソーダ」
さっぱりした味わいは、肉料理とも相性抜群。震災から10年。これからも太陽が昇り、沿岸地域そして岩手県を照らしていけるようにという願いが込められている。
・軽米さるなしモクテル
軽米町の特産品「さるなし」ドリンク + 「カナダドライ クラブソーダ」
ベビーキウイとも呼ばれる、軽米町特産の果実「さるなし」。爽やかなさるなしの独特の甘味があり、食事の口直しや食後のデザートにぴったり。
・岩泉ほおずきモクテル
岩泉町の特産品「食用ほおずき」ジャム + 飲むヨーグルト + 「カナダドライ ジンジャーエール」
希少な岩泉町産「食用ほおずき」使用した、ヨーグルト風味のデザートモクテル。ほおずきとヨーグルトの甘酸っぱさ、ジンジャーエールのドライな刺激が織り成す、絶妙な味わいのモクテル。
■三陸との結びつきを大切にしたいという想い
これらのオリジナルモクテルの取り扱い店舗に掲示するポスターや販促物には、復興girls&boys*のメンバーがデザインした「PONOLINO」ロゴがあしらわれている。
「PONOLINO」とは、三陸同様に津波で被害を受けた経験のあるハワイの言葉で、pono=幸せ、lino=結びつく/輝く、という意味をかけ合わせた造語。三陸との結びつきや、絆を大切に保ち続けたいという思いと、モクテルを飲んだ人と三陸の特産品を結び、幸せにまた輝いて欲しいという願いが込められてデザインされている。
三陸の想いを込めた、新しいモクテルを試してみては。
URL:https://www.michinoku.ccbc.co.jp/
(田原昌)