圧巻のクライム・サスペンス!『黄色い家』が本年度本屋大賞ノミネート&第75回読売文学賞・小説賞受賞

全国の書店員などから絶賛・驚嘆・感動の声が届き、テレビ・新聞・雑誌など多数のメディアでも取り上げられた『黄色い家』。2月1日(木)、同作の第75回読売文学賞・小説賞の受賞と、本年度本屋大賞ノミネートが発表された。

昨年2月の発売以来、重版の続く話題作に、さらなる栄冠が加わることになった。

世界が注目する作家が初めて挑んだクライム・サスペンス

「人はなぜ、金に狂い、罪を犯すのか……」。2020年春、惣菜店に勤める花は、ニュース記事に黄美子の名前を見つける。60歳になった彼女は、若い女性の監禁・傷害の罪に問われていた。長らく忘却していた20年前の記憶とは……。

黄美子と、少女たち2人と疑似家族のように暮らした日々。まっとうに稼ぐすべを持たない花たちは、必死に働くがその金は無情にも奪われ、よりリスキーな「シノギ」に手を出すことになる。歪んだ共同生活は、ある女性の死をきっかけに瓦解へ向かい……。

そんなストーリーの『黄色い家』は、大阪府生まれの作家・川上未映子(かわかみみえこ)氏の作品だ。

川上氏は、2008年に『乳と卵』で芥川龍之介賞を受賞。その才能は小説だけに留まらず、2009年には詩集『先端で、さすわ さされるわ そらええわ』で中原中也賞も受賞している。

その後も、『ヘヴン』で芸術選奨文部科学大臣新人賞および紫式部文学賞、詩集『水瓶』で高見順賞、『愛の夢とか』で谷崎潤一郎賞、『あこがれ』で渡辺淳一文学賞、『夏物語』で毎日出版文化賞を受賞するなど、文壇において常に話題作を発表し続けている気鋭の作家だ。昨年2月に発表された『黄色い家』も、重版を重ねながら今に至っている。

『夏物語』は40カ国以上で刊行が進み、『ヘヴン』の英訳は2022年ブッカー国際賞の最終候補に選出されるなど、今や世界が注目する作家・川上未映子氏。

そんな川上氏が初めて挑んだ圧巻のクライム・サスペンスが『黄色い家』だ。多くの読者が、読み始めたらラストシーンまで一気に読んでしまったと口を揃える同書で、揺らぐ境界線と押し寄せる感情の波を感じながら、かつてない読書体験をしてみよう。

黄色い家
著者:川上未映子
判型:四六判上製 単行本
定価:2,090円(税込)
公式サイト:https://www.chuko.co.jp/special/kiiroiie/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000049.000065430.html

(高野晃彰)