この冬は、横須賀の無人島・猿島をアートが彩る“夜”の芸術祭「Sense Island」へ行こう

デジタルデトックスしながら体でアートを感じよう。

神奈川県横須賀市の無人島・猿島のアートプロジェクト「Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島 2022」が11月12日(土)~12月25日(日)の金土日および祝日の21日間にわたって開催される。いずれも17時〜21時30分まで、夜の開催だ。

本記事では同イベントにタイアップアーティストとして参加する、博展社のクリエイティブ集団「HAKUTEN CREATIVE」を紹介していこう。

横須賀の無人島で繰り広げられる芸術祭「Sense Island」

「Sense Island -感覚の島-」は、東京湾に浮かぶ無人島・猿島にて開催するアートプロジェクト。2020年の新型コロナによる延期を除き、第1回の2019年から毎年開催している。

受付で観客はスマートフォンを封印し、一度島内に放たれると、暗闇の中で自分の感覚を研ぎ澄ませて猿島の自然と作品に対峙する。

テクノロジーや時間の概念を取り払い、猿島にある自然の文脈を感じながら自分自身と向き合うような作品や体験を通して、もともと私たちが持っていたであろう“感覚”をもう一度取り戻せるような芸術祭だ。

HAKUTEN CREATIVEが手がける作品のコンセプト

“体験”を通じて「感動」と「共感」を創り出すクリエイティブ集団、HAKUTEN CREATIVEが手がける作品名は“Tree says 「 」”。

猿島の5つの砲台跡の中で、この跡地は他と異なり、自然と人工物が混在する不思議な場所である。そこに象徴的に佇む大樹の内には何が秘められているのか。この作品は樹のうちにひそむ振動や音を拡張し、樹と人との間に新しい感覚的な接点を作る試みである。

自然はどこまでも自然だが、人は感覚を無垢のまま受け取ることは難しい。それゆえ「樹が何かを語っている」かのように感じるかもしれない。それは人それぞれに異なる体験であり、「 」はそのような想いを込めて余白としている。

過去の出品作品 2020年 「prism」

自主的なインスタレーションやアートワークなど、さまざまなアプローチで体験を拡張し続けるアート集団が作り出す作品を、五感で感じよう。

Sense Island -感覚の島- 暗闇の美術島 2022
期間:11月12日(土)~12月25日(日)の金土日および祝日/21日間
時間:17時〜21時30分
会場:猿島
所在地:神奈川県横須賀市猿島1番
公式サイト:https://senseisland.com/
コーポレートサイト:https://www.hakuten.co.jp

チケット料金
猿島への往復乗船料、入島料、観覧料を含む
大人(高校生以上)3,700円
横須賀市民割引 大人(高校生以上)2,700円
チケット購入:https://www.e-tix.jp/senseisland/

(hachi)

※会期中のイベントについては公式サイトで確認を