さらっと使える!酒造りに使われる水ベースのオーガニックハンドクリーム

京都で美容室・理容室の先駆けとして1899年に創業した「ひさだアートインダストリー」は、129年続く佐々木酒造の仕込み水として使われる地下水脈から汲み上げた水でつくるオーガニックハンドクリーム「WATER CREAM 1899 KYOTO」を4月28日(木)に新発売する。

美容のプロが手がけるこのクリームは、手だけじゃなく全身に使えるのも魅力だ。

老舗美容室が開発したウォータークリーム

美容室ではお湯を使うことが多く、どうしても手が乾燥しがちのため、スタッフからハンドクリームを作ってほしいという声が常々あった。しかしながら一般的なハンドクリームでは油分が多く、ハサミが滑ってしまうデメリットがあった。

また、何度もお湯で流れ落ちてしまうため、日常的に塗り直しがしやすく髪をさわる上で問題のない、さらっとしたハンドクリームが求められていた。

そういった経緯から完成したのが「WATER CREAM 1899 KYOTO」だ。

久田智史氏

同商品の開発者、久田智史氏はひさだアートインダストリー四代目当主。髪の専門家「ヘアコンディショニスト」として年間500名以上の人の髪の相談に応えている。スタイリング、ヘアコンディショニング、頭皮ケアのプロとしても京都と東京を中心に活動している。

老舗酒造の歴史を支えてきた地下水

佐々木酒造は、豊臣秀吉の邸宅「聚楽第」跡地の南端に位置する。この辺り一帯は、出水という地名が残されているように、昔から良質な地下水に恵まれている。

同酒造の地下水と言えば、千利休が茶の湯にも使ったと言われる「銀明水」と同じ水脈にある。創業以来129年に渡り、酒造りの仕込み水として使用され、洛中における酒造りの伝統を支え続けてきた。

これほど長く愛飲されてきた日本酒のベースとなる水には、きっと人の体になじみやすい決定因子があるのだろう考え、同じ地下水を活用することになった。

開発期間には、通常の蒸留水で作ったハンドクリームと同地下水で作ったハンドクリームの試作品を比較するモニタリング調査を店頭にて行い、約150名に左右の手で塗り分けてもらいアンケートをとった。その結果、90%以上の人が後者のほうが手に馴染み良く、保湿力も高いと評価する結果になった。

さらに、同ハンドクリームの商品名称には「ウォータークリーム」という言葉を採用し、顔、ボディ、腕、足など他の部位でも使えるよう原料に工夫を凝らしている。

汎用性の高いクリームとすることで必要な美容アイテム数を減らし、資材や原料の必要量も減らすことで「持続可能な生産消費形態」にもつながる。

250ml(ポンプ)3850円
1000ml(詰め替え用)11000円

パッケージもおしゃれで、使い心地も申し分ないアイテムはギフトにもちょうど良さそうさ。

「Water Cream」Hisada Art Industry:https://www.collection1899kyoto.com/watercream

※表示価格は全て税込