壱岐島の“新しい食”を創造するフレンチレストラン「彼は誰」が、3月15日にいよいよオープン

福岡から約1時間、玄界灘に浮かぶ壱岐島の“新しい食”を創造するフレンチレストラン「彼は誰(かわたれ)」が、3月15日(土)にオープンする。

「EAT THE ISLAND」と銘打った春のコースは、魚介類をふんだんに使った全13品で構成。わずか半径10kmの範囲で得られる多様な食材が、懐かしく新しい、心踊る時間を提供していく。

シェフのこだわりが表現された「おまかせコース」

「彼は誰時(かわたれどき)」とは、明け方のまだ薄暗く、はっきりものの見分けがつかない時間のこと。同レストランには1日1組限定のゲストルームも併設され、刻一刻と変化する海の表情や潮の香り、繰り返す波の音が、非日常的な癒しの時間を演出する。

そして、3日前までの予約制となる同レストランでは、金曜と土曜に「夜のおまかせコース」、日曜と月曜に「昼のおまかせコース」を提供。コース内容はまったく同じで、シェフのこだわりや卓越した技術が濃密に表現されている。

壱岐島にある“食にまつわる記憶”を未来へ

同レストランは開業にあたり、食材そのもののリサーチと並行し、島に住む人々の中にある“食にまつわる記憶”に潜入。インタビューを進めていくうちに、食の記憶がその人自身の物語と深く結びついていることに気づかされ、一人ひとりに受け継ぐべき物語があるという確信に至ったという。

そして、同レストランが体現する壱岐島の“新しい食”とは、単に時代の先端を追い求めるなかで生まれるものだけではない。過去とのつながりのなかから再発見し、掬(すく)い上げ、形にしていくことこそが、同レストランが考える“新しい食”の在り方だという。

それでは、全13品で構成される春のコースの一部を紹介していこう。

鯵のカルパッチョ 壱岐野菜や果物で春の香りとともに

様々な調理法で楽しめる鯵は、磨けば磨くほど光る宝石の原石のよう。朝取れの鯵を活かした同メニューでは、桜のフレーバーで香り付けした、壱岐の春を感じる一皿に仕立てている。

壱岐牛ミスジの炭火焼き 長崎黄金と壱岐島の山菜を添えて

海のミネラルをたっぷり含んだ牧草で育てられる壱岐牛。同メニューでは、牛一頭から2kgほどしか取れないミスジを炭焼きで丁寧に仕上げつつ、長崎黄金のフリットや春の山菜を付け合わせに添えている。

同レストランで体感する至高の味は、それぞれの記憶の中に鮮明に残ることだろう。

彼は誰
所在地:長崎県壱岐市芦辺町芦辺浦648-2
アクセス:「長崎空港」から約30分、「博多港」からジェットフォイルで約1時間、「唐津港」からフェリーで約1時間45分
料金:16,500円(コース料理のみ)、38,500円(1泊2食付きプラン)、16,500円(素泊まりプラン)
公式サイト:https://kawatare.jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000153897.html

(zlatan)

※価格はすべて税込