世界約140の国と地域に展開する「シチズン時計」は、世界初の多局受信型電波時計発売から30周年を記念して「DENPA Limited Models YOAKE COLLECTION」を全4モデル発表した。
数量限定での発売で、発売開始は2023年1月2日(月)から。記念すべき年を飾る貴重な限定モデルに、注目が集まる。
多局受信型電波時計、発売30周年
世界初の「多局受信型電波時計」が発表されたのは1993年。それを皮切りに、「シチズン時計」は1996年に世界初の光発電エコ・ドライブ搭載の電波時計を開発。そして、2001年にセラミック外装によるアンテナ内蔵化を実現した。さらには、アンテナや受信回路の改善を重ね、2003年に世界初のフルメタルケースの電波時計の開発を成功させた。
今日まで電波時計市場をリードしてきた同社だが、2023年で「多局受信型電波時計」の発表から30周年を迎える。
限定モデル「DENPA Limited Models YOAKE COLLECTION」
アニバーサリーとして、「シチズン アテッサ」「シチズン エクシード」「シチズン クロスシー」「シチズンコレクション」の各ブランドから「DENPA Limited Models YOAKE COLLECTION」が全4モデル登場。各ブランドのイメージに合わせたムーブメントをそれぞれに搭載している。
記念すべき年を迎え、電波時計への今後の新たな挑戦の始まりを「夜明け」に見立てた個性あるデザイン。全モデルにブラックとゴールドのカラーリングを採用し、アニバーサリーを華やかしく飾っている。
シチズン アテッサ/エコ・ドライブ電波時計ダイレクトフライト
「シチズン アテッサ」からは、上品なデュラテクトサクラピンクのベゼルとラメを合わせこんだ「エコ・ドライブ電波時計ダイレクトフライト」が登場。
きらきらと煌めく文字板は、新たな1日の始まりの、夜明けの華やかな情景を想起させる。
シチズン エクシード/エコ・ドライブ電波時計
薄型ケースが特長となるモデル「エコ・ドライブ電波時計」が、「シチズン エクシード」より登場。
見返しリングには、「蒔絵」と呼ばれる純金粉を蒔いて定着させる手法を採用。ラメが煌めく文字板は、静けさの中から差し込んでいく、夜明けの光を表現する。
シチズン クロスシー/エコ・ドライブ電波時計 ティタニア ハッピーフライト
「シチズン クロスシー」からは、夜明けの光が粒となって煌めく様を表現した「エコ・ドライブ電波時計 ティタニア ハッピーフライト」が登場。
光の粒の煌めきは、ドットパターンの文字板にラメを施すことで実現。インデックスにラボグロウン・ダイヤモンドを4ポイントセッティングすることで、夜明けに向けて一層の輝きを魅せている。
シチズンコレクション/エコ・ドライブ電波時計 ダイレクトフライト
夜明けの太陽をイメージし、太陽が昇る姿を想起させる「エコ・ドライブ電波時計 ダイレクトフライト」が、「シチズンコレクション」より登場。
文字盤には放射模様が施してあり、希望と新しい挑戦を予感させる。また、6時位置のサブダイヤルには肌なじみの良いウォームゴールドカラーを使用している。
年の変わり目に新たな挑戦を志したい人にとって、大切なアイテムとなりそうだ。
(綱嶋直也)