こだわりのラムは、毎日頑張る大人へのご褒美だ。 ジャマイカ産ラム 「アプルトン エステート」より、長期熟成した「アプルトン エステート ハーツコレクション」が、数量限定で6月7日(火)に発売される。
ジャマイカ最古のラム蒸留所
「アプルトン エステート(APPLETON ESTAT)」は、1749年創業のジャマイカ最古のラム蒸留所。ジャマイカ中部のナッソーバレーにあり、サトウキビ栽培から瓶詰めまですべての工程を自社で行っている。
仕込み水にはエステート内から湧き出る天然の超軟水を用い、発酵には代々受け継がれている天然培養酵母を使用。蒸留はオリジナル銅製ポットスチルとコラムスチルでじっくりと行っており、これによりアプルトンの特徴的なオレンジピールのトップノートが生まれる。
既存品には「アプルトン エステート シグニチャー」「アプルトン エステート 12年 レアカスク」「アプルトン エステート 21年」がある。
2021年に「アプルトン エステート ハーツコレクション」として初となる1994年・1995年・1999年の3つのヴィンテージをリリースして好評を博し、熱い要望に応えて第二弾として1984年・2003年もののリリースとなった。
長期熟成のシングル・マルク・ラム
通常ラインナップの「アプルトン エステート」のラムはポットスチル(単式蒸留器)とコラムスチル(連続式蒸留機)による2種類の原酒をブレンドするのに対し、「ハーツコレクション」では単年にポットスチルで蒸留した原酒のみを長期熟成の後にボトリングしている。
スコッチウイスキーなどにあるシングルモルトに対して、アプルトン エステートではハーツコレクションを「シングル・マルク・ラム」と称している。マルクはラムの原酒を意味する。
「シングル・マルク・ラム」は原料となるサトウキビの収穫年や蒸留方法、原酒の熟成の違いによる個性を楽しむことができる。
熟成はアプルトン エステートの施設にて、高温多湿の自然環境を活かしたトロピカルエイジングで行っている。
一般的にトロピカルエイジングは、冷涼な環境での熟成に比べると同期間に2倍から3倍熟成が進むと言われており、その熟成のピークを見極めるのは、マスターブレンダーの腕の見せ所となる。今回のハーツコレクションの熟成期間は、1984年が37年、2003年が17年となっている。
日本国内での販売数は、1984年が50本、2003年が100本のみという希少なラムだ。ラム愛好家ならば、この「ウルトラプレミアム・ラム」を見逃す手はない。
公式サイト:https://ctspiritsjapan.co.jp/
(冨田格)
※価格はすべて税込