寒い時期にあえて寒さを楽しむ宿泊施設が発表された。
ブッキング・ドットコム・ジャパンは、世界14万3千以上の目的地で登録されている2,900万室以上のリスティング（掲載室数）の中から、あえて寒さを楽しむことができる世界中のイグルー（かまくら）とアイスホテルを厳選し発表した。
■スノーホテル（Snow Hotel） – ケミ（フィンランド）
フィンランドのラップランドに位置するスノーホテルは、氷と雪のみで造られている。
室温はマイナス5°Cだが、その中でも暖かく過ごせるようベッドには羊の皮でできたカバーがかけられ、内側がフリース素材の寝袋も用意されている。
雪の城や挙式用の雪の教会、ライトアップされた雪の彫刻、宝石のギャラリーがあるほか、自由に参加できる週替わりのアクティビティや体験なども提供。
https://www.booking.com/hotel/fi/lumihotelli.ja.html
■アイスホテル（Icehotel） – ユッカスヤルビ（スウェーデン）
北極圏から北に約160km、北スウェーデンに点在する湖と丘に隠れるようにして佇むアイスホテルは、すべてが雪と近くのトルネ川からの氷でできている。
内部はマイナス5°Cからマイナス8°Cに保たれ、それぞれ異なるテーマのデザインが施された部屋には、世界中の彫刻師が手彫りした氷の家具が備わる。
トナカイの皮が敷き詰められたベッドの上のサーマル寝袋の心地よい眠りから覚めたら、美味しい朝食をたらふく食べてから、サウナで休憩したり、薪で沸かしたホットタブに浸かったり、氷のお風呂に入って時間を過ごすことが可能。
ユッカスヤルビ周辺は犬ぞりやトナカイのそりでの冒険やスノーモービル・ツアーなど、冬のアウトドア・アクティビティも人気だ。
https://www.booking.com/hotel/se/icehotel.ja.html
■ソリスニーヴァ イグルー ホテル（Sorrisniva Igloo Hotel） – アルタ（ノルウェー）
ノルウェー最北の街の1つとして知られるアルタの中心部から、アルタ川沿いに20kmほど行ったところにあるソリスニーヴァ イグルー ホテルは、毎年冬の期間に雪と氷で造られる敷地面積2,000㎢の壮大なホテル。
室温はマイナス4 °Cからマイナス7 °Cの間に保たれており、部屋にはトナカイの皮からできた敷布団に非常に暖かい寝袋が用意されている。
施設内の至る所に芸術的な氷の彫刻が飾られているほか、スノーモービルで行く冬のワンダーランド探検ツアーなどのアクティビティもあり、中も外も楽しみが溢れている。
https://www.booking.com/hotel/no/sorrisniva-iglo.ja.html
■ホテル・ドゥ・グラース（Hotel de Glace） – サン・ガブリエル・ド・ヴァルカルティエ（カナダ）
テーマ型の氷のバー3軒に、屋内の氷の滑り台、70席ある氷の教会が備わるケベック州のサン・ガブリエル・ド・ヴァルカルティエにあるホテル・ドゥ・グラースは、その存在自体が有名スポットの北アメリカで唯一無二のホテル。
ゲストは温かいホテルスタッフに氷のグラスに入ったカクテルとともに迎えられ、室温がマイナス3 °Cから マイナス5°Cのひんやりとした部屋に案内される。
しばらく寒さからの逃れたい時は、施設内の屋内ウォーターパークや、屋外スパとサウナが備わる北欧風のリラックスエリアがあるなど、寒さ対策も万全。
https://www.booking.com/hotel/ca/de-glace-valcartier.ja.html
■ヴィラージュ・イグル・ブラックシープ・ラ・プラーニュ（Blacksheep village Igloo La Plagne） – ラ・プラーニュ（フランス）
象徴的なモンブラン山を望むヴィラージュ・イグル・ブラックシープ・ラ・プラーニュは、圧雪ブロックを使って作るイグルー（かまくら）での滞在と、最高のスキー旅行を同時に楽しみたい人にぴったりの場所。
フランスのスキーリゾートとして知られるラ・プラーニュにあり、ベル・プラーニュやベルジュリ・スキーリフトにも程近く、ボブスレーやリュージュなどの楽しいアウトドア・アクティビティを思いっきり楽しんだ後に、美味しいチーズフォンデュを味わえる。
暖かいイグルーで木製ストーブにあたりながら心温まる時間を過ごすことのできる施設。
https://www.booking.com/hotel/fr/blacksheep-village-igloo-la-plagne.en-gb.html
「物よりも体験にお金をかけたい」と考える旅行者に今後も人気が上がりそうだ。
（MOCA.O）