京都錦市場で牡蠣三昧を楽しむ!かき屋「錦 だいやす」

400年もの歴史ある京の台所「錦市場」は、阪急京都線「烏丸駅」、市営地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩で3分ほどの場所。

訪れたことのある人にはお馴染みの緑・黄色・赤の鮮やかな色彩のアーケードで覆われた商店街で120店舗を超える店舗を構える。

いつ出向いても、日常の買い物に利用する地元の方や観光客で賑わいを見せている。

京都の旬の食材や京野菜、京漬物、湯葉、鰻、佃煮や茶、菓子、豆腐などさまざまな食品が売られ、店内で食事ができる店舗もある。

錦市場西側入口から入るとすぐに店頭に並んだ牡蠣の潮の香りと店舗の奥から漂う焼き牡蠣の香ばしい香りが鼻をくすぐる。

店頭では店の方が手際よく次々に牡蠣の身を剥いている。

暖簾には「錦 だいやす」の文字。

店先にカウンター席があり、焼いたばかりの牡蠣がいただけるようだ。

案内されてカウンターの後ろをすり抜けると店の奥にテーブル席とカウンター席が設けられている。メニューブックも用意され、イートインスペースというよりも居酒屋・食事処然とした落ち着いた趣き。

生牡蠣や焼き牡蠣、京都の夏といえばの鱧などをオーダーする。

料理が運ばれるまで、のどの渇きを癒すための冷えた生ビールの美味しいこと。

生牡蠣にレモンを絞りいただくと磯の香りと滋味深い濃厚な味わい。

香ばしい香りを漂わせる焼き牡蠣は身がプリっと膨らみ凝縮された旨みが口の中でとろりと広がる濃厚な味わいでいくつでも食べられそう。

丁寧な骨切りがされ、湯引きされた鱧は花が咲いたよう。たんぱくな身に梅肉がよく合う関西の夏の味だ。

行列ができていても、サッと食べて飲んで帰る客が多く回転はいい。

6月から9月が旬の岩牡蠣がいただける夏もお勧めの、牡蠣好きなら是非寄っていただきたい京都錦市場の人気の店舗である。

 

住所:京都市中京区錦小路通高倉東入ル中魚屋町509

 

(小椚萌香)