【2024年まとめ】ソロキャンパーにおすすめのコンパクトテント5選

春はアウトドアのニーズが高まるシーズン。ソロキャンプやツーリングを検討している人も少なくないだろう。

そこで今回の記事では、各ブランドが2023年後半に発売した最新テントを5点ピックアップしてご紹介。いずれも、1〜2人程度で使える、持ち運びに適した品ばかり。テントの新調を考えている人も要チェックだ。

目次
開放感抜群の「TOKYO CRAFTS」の2人用テント
設営簡単、「yozora」のワンポール型テント
焚き火も楽しむなら「VASTLAND」のソロテント一択
バイク乗りに最適な「デイトナ」のツーリングテント
襤褸をプリントしたFDMTL×HEIMPLANETコラボテント

開放感抜群の「TOKYO CRAFTS」の2人用テント

キャンプブランド「TOKYO CRAFTS(トウキョウクラフト)」からは、2人用のコンパクトサイズながら、開放感ある造りになっている「モントープ インナーテント」を紹介したい。

同テントは入口が高く設計されており、奥にはコットを2つ置けるだけのスペースを備えている。窓は天井に加え、左右にも配置。横になると至るところから自然の風景を楽しめる。また、メッシュ仕様となっているため通気性も抜群だ。

テントの内側には遮光効果のあるPU加工を施している。日差しが強い日でも安心だ。

雨天時の配慮も忘れていない。後方パネルにはサイドフラップが取り付けられており、雨の侵入を防ぎながら換気できる。また、冷気の侵入を防ぐトグル巻き上げ式のスカートも付属。オールシーズンを通じて使えるのが嬉しい。

モントープ インナーテント
価格:14,800円(税込)
商品詳細ページ:https://tokyocrafts.jp/products/products-052-montop-innertent

設営簡単、「yozora」のワンポール型テント

ほぼ日のキャンププロジェクト「yozora(ヨゾラ)」初のテント「kohaku(コハク)」。こちらはワンポール型の正統派ながら、フレームの配置を工夫することで、広く高い内部空間を確保したテントだ。

入口部分からフロントパネルを巻き上げると、リビングスペースをバイザーの下まで拡張可能。さらにはリア側にひときわ大きな窓を設置することで開放感を高めた。本体とインナーテントのどちらもメッシュパネルを備えているため、フルオープン/メッシュ/フルクローズの三段階で窓を開閉できる。

設営も簡単。複雑な設営工程を極力なくし、ビルディングテープに沿って4つのペグを打ち込むだけで美しく張れるよう工夫した。大きさは、4人用の「kohaku」、そして2人用の「kohaku duo」の2種類。

さまざまな工夫が凝らされた、キャンパーの理想を追求したテントと言えそうだ。

kohaku duo + duo inner SET
価格:95,700円(税込)
商品詳細ページ:https://www.1101.com/store/yozora_camp/kohaku.html

焚き火も楽しむなら「VASTLAND」のソロテント一択

キャンプギアブランド「VASTLAND(ヴァストランド)」の「TCパップテント ソロ」は、キャンプ中に焚き火を楽しみたい本格派におすすめのテント。

インナーテントの正面部分には、万一火の粉が当たっても燃え広がりにくいポリエステル・コットン混紡素材の前幕を採用。火の粉に強いだけでなく、虫の侵入や結露の影響を軽減する。

フロントドアパネルの拡張や巻き上げに役立つトグルも配置しており、設営スタイルを自在に選べるのもポイントだ。

さらに、インナーテントは両サイドにファスナードアを設けているため、前室に置いた荷物へのアクセスも簡単。

アウターテントも、同じく火の粉が燃え広がりにくいポリエステル・コットン混紡素材製。通気性を高めるため、右側に両開き仕様のサイドウィンドウ、そして背面には大型ウィンドウを設置している。

痒いところに手が届く、多彩な機能を備えた逸品だ。

TCパップテント ソロ
価格:29,800円(税込)
商品詳細ページ:https://store.vastland.co.jp/products/tc-pup-tent-solo

バイク乗りに最適な「デイトナ」のツーリングテント

デイトナの「neGla MAEHIROドーム AS」は、バイク乗りが求める機能を詰め込んだテント。

同テントは名前の通り、全室の広さが最大の特徴で、3つのパネルを閉じても2人が座れる程度のスペースを確保できる。ソロキャンプならば、イスとテーブル・シートバッグを置いても余裕だ。寝室部は1人用の就寝スペース、それに荷物を置いてちょうどいい広さ。窮屈感はまるでない。

もちろん構造もタフ。軽量かつ強度のある20Dナイロンやアルミ合金を使い丈夫に仕上げている。インナーテントがベンチレーター搭載のスタンダードインナーとなっているのも、利用シーズンを広げる大きな魅力だ。

neGla MAEHIROドーム AS
価格:44,000円(税込)
商品詳細ページ:https://outdoor.daytona.co.jp/products/0101004
※画像のポールはイメージ/別売り

襤褸をプリントしたFDMTL×HEIMPLANETコラボテント

最後に紹介するのは、東京のアパレルメーカー「FDMTL(ファンダメンタル)」とドイツのアウトドアブランド「HEIMPLANET(ハイムプラネット)」によるコラボテント「HEIMPLANET KIRRA」。

こちらは、HEIMPLANET特有の先進的なエアフレームテントの外装に、日本古来のテキスタイルである襤褸(ぼろ)をプリント。インディゴの経年変化による“普遍的な美しさ”を表現した。

また、見た目の美しさだけでなく“軽さ”もこのテントの特徴の一つ。設営時のサイズは5.2平米ほどながら、重量は3.8kgと驚くほどに軽い。HEIMPLANETがアルペン・ツアーで培った経験を見事に反映した品と言えるだろう。

HEIMPLANET KIRRA
価格:178,750円(税込)
商品詳細ページ:https://www.fdmtl.com/ja/heimplanet-kirra.html

お気に入りのテントを見つけて、快適なアウトドアライフを楽しんでほしい。

(IKKI)