製薬思想のクラフトジン「No.1 ジンの香りの原点に関する研究」が誕生。ジンを、ジンたらしめる香りとは

前田薬品工業が手掛けるプロジェクト「新蒸留研究所」は、12月19日(火)より、「No.1 ジンの香りの原点に関する研究」と銘打ったクラフトジンの販売を開始した。

「ジンを、ジンたらしめる香りとは何か?」を探索する研究で生まれたクラフトジンをこの機会に試してみてはどうだろう。

「ジンを、ジンたらしめる香りとは何か?」を探索する研究

「新蒸留研究所」は、「分ける、分かる、分かちあう。」をコンセプトに、製薬思想の実験的な取り組みで香りを探求・可視化し、アロマオイルやクラフトジンの開発・製造を行っている。

同プロジェクトは、「ジンを、ジンたらしめる香りとは何か?」を探索する研究だった。そして、世界中で販売される様々なジンを香気分析し、共通成分の探索を行った。

この研究では、香気分析はガスクロマトグラフィーにより実施。ガスクロマトグラフィーとは、香りのような気化しやすい化合物の分析に用いられる手法だ。

その結果、ジュニパーベリー由来のα-ピネンをはじめ、リナロール、d-リモネンなどが、多くのジンに共通して含まれる成分であることがわかったという。

製薬思想の新しいクラフトジン

これら多くのジンに共通して含まれる成分、すなわち「ジンを、ジンたらしめる香り」を、できるだけ少ない種類のボタニカルで実現すべく処方設計されたのが、同商品「No.1 ジンの香りの原点に関する研究」だ。

同商品は、製薬企業がその研究開発力や製造・品質・衛生管理ノウハウを活かし創り出したもの。天然物がもたらす香りの豊かさ・奥深さに、科学的アプローチで迫った同商品の情緒感を楽しんでほしい。

まずは飲食店専売品としてリリース

同商品は、探索研究の過程で創られた少量生産品のため、まずは飲食店専売品としてリリースする。なお、今後は、一般ユーザー向けの製品も順次リリースする予定とのことなので、自宅で同商品を楽しめる日も来そうだ。

まずは、飲食店でその味を確かめてみてはどうだろう。

クラフトジン「No.1 ジンの香りの原点に関する研究」
香料作物:ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルート
採水地名:富山県滑川市(海洋深層水)
「新蒸留研究所」公式サイト:https://shin-distillation-laboratory.com/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000134697.html

(角谷良平)