五感を刺激するアート本が完成。百年後の人類におくる高級マガジン「京都百年書」創刊

手触りや香りなど「五感」に働きかける、記憶に残る一冊が完成した。

京文化の“今”を記録し、100年先の人々に京文化を伝える、京都発ラグジュアリーマガジン『京都百年書』が10月17日(火)に100部限定で創刊される。

京都の文化を世界に発信する京都新聞社のウェブメディア「THE KYOTO」と、アート写真集で定評のある出版社・赤々舎と青幻舎の創業者が手がける「PURPLE」とが共同で企画・制作した本だ。

受け継がれる京文化を記録する『京都百年書』創刊

今回発刊となる『京都百年書 Issue 01 瓢亭』には、創業450年余りの歴史をもつ京料理の老舗「京都 南禅寺畔 瓢亭」の料理に使われていた素材や道具、ゆかりのものを本に貼り込み、視覚だけでなく五感で楽しめる仕掛けをつめこんだ。

京都 南禅寺畔 瓢亭

腰掛茶屋としてはじまった「京都 南禅寺畔 瓢亭」には、「くずや」と呼ばれる創業時に建てられた茅葺き茶室があり、中に入ると今でも江戸時代の息づかいを感じられる。

茶店の時代から供されていた名物の半熟玉子「瓢亭玉子」は、幕末の出版物『花洛名勝図会』に「瓢亭の煮抜玉子は近世の奇襲なりとて酒客あまねくこれを食悦す」とあり、当時から人気を博す一品であった。茶懐石を基礎としながらも、伝統と革新を繰り返した料理、美術工芸品級の名器、四季のしつらい。和敬清寂を心にした総合芸術「京料理」を届けている。

オリジナルに製作した京焼の銘々皿つき

同誌の創刊にあたり、京焼・茶の湯道具を3代にわたって手がける「龍谷窯」の宮川香雲氏が作陶した皿に、「瓢亭」14代当主の髙橋英一氏が瓢箪の図柄を絵付けした限定品を特別に製作。二人の直筆サインと落款も添えた、『京都百年書』でしか手に入らない銘々皿2客を創刊号とともに届ける。

表紙には京都・西陣の希少な土と藁を使用

表紙には、数奇屋造りの親席(瓢亭)で見られる、藁が美しく浮き出た「土壁」を表現した和紙を使用。土壁の素材と同じ、京都・西陣地区で取れる希少な聚楽度と投げ苆(藁)を左官職人から譲り受け、漉き込んだ特注の阿波和紙の質感を楽しめる。

ペーパーレス化が進む中、紙印刷の価値を極めた一冊は、海外のゲストへの贈り物としても喜ばれそうだ。

京都百年書 Issue 01 瓢亭
A3横変型/52頁/初版100部限定(エディションナンバー付き)
価格:165,000円(税込)
公式サイト:https://pr.kyoto-np.jp/exhibition/kyoto-century/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000108310.html

(hachi)