鬼怒川・日光に会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ VIALA鬼怒川渓翠」誕生。そのサービスとは?

都心から約2時間でアクセス可能な鬼怒川・日光エリアに、会員制リゾートホテル「東急ハーヴェストクラブ」の「VIALA(ヴィアラ)」シリーズの第6弾となる「東急ハーヴェストクラブ VIALA鬼怒川渓翠(きぬがわ けいすい)」が、12月9日(金)開業する。

駅前でありながら、雄大な鬼怒川渓谷の自然を間近に感じられる好立地に位置する同施設を紹介する。

コロナ禍を契機に、より注目の集まる会員制リゾート

近年の会員権市場は、問い合わせ件数の増加や、価格の上昇傾向がみられる施設も。コロナ禍による海外渡航需要減少という側面以外にも、「会員制」ならではの施設への安心感や、コロナ禍で注目を集めている「セカンドハウス」「週末移住」などと相性が良いことが要因と考えらえる。

また、コロナ禍を契機に働き方の多様化も進んでおり、ワーケーションやブレジャーといった多様なニーズが生まれており、会員制ホテルを利用する用途の幅が広がっている。

「東急ハーヴェストクラブ」は、1室を12口(10口)に限定した少数オーナー制で、年間30枚(36枚)の宿泊利用券を発行。VIALA施設の利用料金は、客室タイプ別ルームチャージ制となっている。

ゆらめく薪火の力で調理するレストラン

“食の驚きと新しい体験”を提供するレストラン「炅(けい)」。ガスを使用せず、薪窯で香ばしく焼き上げて旨味を閉じ込める薪木の火など、さまざまな炎の力で食材の美味しさを最大限に引き出した料理が味わえる。

「地域や社会へのつながり」をコンセプトとして掲げ、料理長が生産者を実際に訪ねてローカル食材を積極的に使用し、その魅力を最大限に引き出した食文化の魅力を紹介する。

社会問題にも取り組む

同レストランではフードロス削減を掲げ、市場に出すことができない規格外野菜も集荷し、地元農家や地域農産物発展に貢献する。

また、調理に用いる薪木は、栃木県や隣県の森を間引く際に出る間伐材を使用。薪を使用した分の植樹寄付活動を行うなど、サステナブルな活動も行なっていく。

ほかにも、カトラリーや皿は既存の「東急ハーヴェストクラブ」から使用しなくなったものを集め、エイジング加工や金継ぎを施し再利用をしているほか、前菜プレートには地元「日光東照宮のご神木」を用いるなど、さまざまなサステナブルな取り組みを行っている。

ゆとりある空間で、鬼怒川渓谷の絶景にひたる

ゲストルームは、57〜152平米のゆとりのある空間。すべての客室に、自家源泉の温泉を引いた露天風呂がついている。渓谷の自然を間近に感じながら、ゆったり湯に浸かる至福のひとときを愉しもう。

最上階のシグネチャースイートタイプは、6人まで利用可能。2層吹き抜けの開放感あるリビング、上階には温泉露天風呂を備えたウッドテラスを設けるなど、ペントハウスの醍醐味を満喫できるような設計だ。

ほかにも、コンサバトリータイプの客室や、和洋室やペットと一緒に滞在できる部屋など、利用目的に合わせて選択できるようになっている。

ワーケーションやゆとりのあるホテルステイに、会員制リゾートに注目してみては。

東急ハーヴェストクラブ VIALA鬼怒川渓翠
所在地:栃木県日光市鬼怒川温泉大原字中妻 334番1、3
開業:12月9日(金)※予定
詳細:https://www.harvestclub.com/sales/

(田原昌)