東京・祐天寺|薪窯で焼き上げる新感覚のナポリピザ店「NOT A PIZZA(ノッタ・ピザ)」がオープン

東京都目黒区祐天寺に、ナポリピザの店「NOT A PIZZA(ノッタ・ピザ)」がオープンした。

店内には世界中のピッツァイオーロ(ピッツァ職人)から絶大なる信頼を得る、最高峰の薪窯「ステファノフェラーラ」を据え、枠に捉われない“新感覚”のピザを焼き上げる。ナポリピザの型にはまらない、新たなスタイルのピザを楽しみたい。

型にはまらないメニューが楽しめるピッツェリア

「ナポリピザ」といえば、その長い歴史と伝統から、生地の材料や捏ね方、焼き方、そしてトッピングに至るまで、細やかな条件があることで有名だ。しかし「NOT A PIZZA」では、この枠に捉われず、ピザをもっと楽しく、自由に、ワクワクする気持ちで味わってほしいという想いから、カレーやすきやきなど斬新なトッピングのピザを考案。バリエーション豊かなピザメニューを揃えた。

また、手打ち生パスタやブランドポークを使ったメインディッシュなどにもこだわっている。「NOT A PIZZA」という店名には、「ピザだけじゃないないよ」というメッセージも込められているのだとか。

ナポリピザを焼く、最高峰の薪のピザ窯「ステファノフェラーラ」

トッピングに最大限遊びを持たせながら、焼き上がりの「ナポリピザ」の完成度を高めるのは、最高峰の薪のピザ窯「ステファノフェラーラ」。ナポリの伝統的製法を受け継ぎ、プレハブ工法は一切使わず、職人の手で一個一個丁寧に組み上げられたピザ窯だ。ピッツァ職人の間では、「いろいろな釜を試しても、最終的には必ずこの窯(ステファノフェラーラ)に戻る」と言われるほど。

ピザは、焼き上げるピザ窯によって、食感や風味が大きく変わる。炉床温450度、溶岩、耐火モルタルで作られる「ステファノフェラーラ」は、窯内部を500度前後の高温に保つことができ、1分程でピザを焼き上げることができる。これこそが、ナポリピザ独特の“外はカリッ、中はもっちり”とした食感の秘密だ。

「NOT A PIZZA」では、このステファノフェラーラで、生地を極力軽くした小振りなナポリピザを焼き上げる。

ナポリピザや生パスタ、美味しいお酒に舌鼓

ここからは、同店がおすすめするメニューの一部をご紹介しよう。

「カレーポテト」のピザが一押し

自家製ココナッツカレーソースに、細く切ったほくほくのじゃがいも、ベーコン、バジルなどをトッピングした「ありそうでなかった組み合わせ」のピザ。

生パスタなら、味の変化を楽しめる「アマトリチャーナ」

サワークリームをのせた「アマトリチャーナ」は、最後にトマトクリームソースのような味へと変化する仕掛けを用意。もちもちの生麺を使用しているのもポイントだ。

この他、じっくりと煮詰めたフォン・ド・ヴォーで仕上げる「ボロネーゼ」もおすすめ。

温菜やメンディッシュ、ドリンクにも注目

余裕があれば、フィレンツェ名物「ランプレドット(牛もつ煮込み)」といったひと捻りある温菜や、岩手産のブランドポーク「白金豚」を使ったメインディッシュなども共にオーダーしたい。シンプルにハーブを添えてグリルした「白金豚の薪窯ロースト」は、肉本来の上品な脂身の旨味、やわらかな肉質が際立つ絶品メニューだ。

料理に合わせるドリンクも、旬のフレッシュフルーツを使ったスパークリングや、自家製レモンサワーやレモンチェッロなど豊富にラインナップ。ワインはその日のおすすめをグラスで用意する他、世界ソムリエコンクールで受賞歴のあるソムリエが厳選したワインセレクションからもセレクトできる。

薪窯から香るピザの香りで、食が細くなりがちなサマーシーズンの食欲に火がつきそうだ。

NOT A PIZZA(ノッタ・ピザ)
所在地:東京都目黒区祐天寺2-4-13 祐天寺ビル1階
営業時間:12時〜23時(ランチメニューL.O.14時30分)
公式HP:http://notapizza.jp

(IKKI)