レトロなデザインが魅力・60年代に大ヒットした「PRINCE」ライター4型が復刻

レトロな雰囲気のフォルムとカラーが魅力のライターが登場。

1905年創業以来、約100年にわたって喫煙具に携わる企業・元林が、プリンスライター4型の復刻版を発売中だ。

独創的なデザインで人気になったプリンスライター

オイルライター全盛の1961年、業界の開発テーマであったガスライターを完成させた吉永プリンス(当時)は、プリンスガスライター第1号機として「Prona61(プロナ61)」を発売した。

独創的なフォルムと高い機能性を兼ね備えた「Prona61」は当時、多くの人々に愛され人気に。活気溢れる高度経済成長期に生まれた遊び心溢れるデザインは、現代でもおしゃれな印象だ。

復刻された4型の特徴

今回、元林が復刻するのは、プロナ61をはじめとするプリンスライターの中でも人気の高かった4型。早速、それぞれの特徴を見ていきたい。

イルカ風のフォルムがキュートなDolphin

独特な形状と世界初のガス残量確認機構「プリンスアイ」の搭載機ということで話題になり大ヒットした「Dolphin」。小型でキュートなボディーとイルカを思わせるフォルムが評判を集めた。

コンパクトかつ高機能な「Micro88E」

軽さと機能を追求したエレガントなボディーの逸品「Micro88E」。当時、東京オリンピックの公式記念品として認可されたライターのひとつだ。

プリンスライターの原点となるモデル「Prona61」

ずっしりした手ごたえ、存在感あるフォルム等、60年の時を経てもなお、その上質さには目を見張るものがある「Prona61」。プリンスライターの原点として、復刻対象に選ばれた。

半自動式オイルライター「ゲルト」を基にした「GOLD」

「GOLD」は、プリンスライター第1号機となる半自動式(ワンタッチ跳ね上げ式)オイルライター。当時は「ゲルト(ドイツ語で“お金”)」という商品名で販売された。記念すべき第1号機ではあるが、当時のサンプル・設計資料等が存在せず、今回の復刻版は外観・伝承資料を基に「セーフティーロック機構」を追加して設計されている。

プリンスライター復刻版は、専門店・セレクトショップのほか、元林のECサイト「quattro angoli(クアトロアンゴリ)」でも販売される。

70年の時を経ても、プリンスのライターは手にする人の心を豊かにする。使う人だけでなく、コレクターからも熱い視線を注がれている一品だ。

Dolphin(ドルフィン)
価格:5,280円(税込)
サイズ:W51×H39×D11.5mm
カラー:Cサテーナ、ラッカーブラック、ラッカーグリーン、ラッカーホワイト
仕様:燃焼式フリントガスライター
燃料:ブタンガス注入式

Prona 61(プロナ61)
価格:5,280円(税込)
サイズ:W45.5×H50.6×D15.6mm
カラー:Cサテーナ、ラッカーブラック
仕様:燃焼式フリントガスライター
燃料:ブタンガス注入式

Micro88E(ミクロ88E)
価格:5,280円(税込)
サイズ:W60×H35×D11mm
カラー:Cサテーナ、ブラッククローム
仕様:燃焼式フリントガスライター
燃料:ブタンガス注入式

GOLD(ゴールド)
価格:5,280円 (税込)
サイズ:W44.5×H45.5×D16mm
カラー:Cサテーナ、ブラッククローム
燃料:オイル注入式

quattro angoli:https://item.rakuten.co.jp/quattro-angoli/c/0000000629/

(IKKI)