2022年モデルとなる新型のハイライトは、パワートレーンの刷新にある。3.0Lのガソリン／ディーゼルは、いずれも従来までのV6から、「INGENIUM」と呼ばれるジャガー・ランドローバー独自開発の直6エンジンへと変更。さらに8速ATと48Vのマイルドハイブリッド（MHEV）を組み合わせることで、出力と効率の向上が図られている。

そのスペックは、3.0Lの直6ガソリンが最高出力360ps／最大トルク500Nm、3.0Lの直6ディーゼルが同300ps／650Nmを発生。足回りには信頼の4WDシステムや電子制御のエアサスを採用し、オンロードから悪路まで快適な乗り味を届ける。

外装では、フロントグリルや前後バンパー、LEDヘッドライト、テールライトなどのデザインを変更し、スピード感や洗練されたキャラクターを強調。ボディカラーには、ハクバシルバーをはじめとした3つの新色を含む、全12色が用意されている。

一方の内装では、3列シートを標準装備するとともに、2列目シートの形状やクッションの角度・厚みを改善し、7人全員がより快適に過ごせる空間とした。

また、よりダイナミックな外観と洗練された内装を備えた「R-DYNAMIC」をラインナップに追加している。

装備面も強化が進み、ディスカバリー初搭載となる3Dサラウンドカメラや、最新インフォテインメント・システム「Pivi Pro」をはじめ、ACCやレーンキープアシスト、ブラインドスポットアシストといった運転支援システムが標準装備される。

■グレードおよび価格
・ガソリン＋MHEV仕様
P360＝780万円
S P360＝815万円
SE P360＝885万円
R-DYNAMIC SE P360＝930万円
R-DYNAMIC HSE P360＝978万円

・ディーゼル＋MHEV仕様
D300＝840万円
S D300＝886万円
SE D300＝950万円
R-DYNAMIC SE D300＝996万円
R-DYNAMIC HSE D300＝1,031万円

（zlatan）

画像元：ジャガー・ランドローバー・ジャパン