カスタマー向けのサーキット専用車「BMW M2 CS レーシング」が登場!

クルマとの一体感に直結する扱いやすいサイズの中に、刺激的な心臓部や強靭な足回りを備える「M2」。その性能をさらに研ぎ澄ませたレーシング仕様の「M2 CS」をベースに、さらに戦闘力を高めたサーキット専用車が、今回の新型「M2 CS レーシング」となる。

戦闘力の高さは見た目からも明らかで、CFRP製ルーフや角度調整ができるリヤウイング、ミシュラン製のスリックタイヤ、タンク・フィラー・ネック付きのリヤサイドウィンドウなどを装備する。

コックピットでは、着脱可能なステアリングホイールやサベルト製Taurus XLシート、Schroth製6点式セーフティーハーネス、カラーディスプレイ搭載のAIM製MXG 1.2レーシングダッシュロガーなどを装備し、サーキットを攻め切ろうとするドライバーを多面的にサポートする。

パワートレーンは、3.0Lの直6Mツインパワーターボエンジンと、専用のソフトウェア制御が入る7速DCTを搭載。最大トルクは550Nm/2,350-5,500rpmを発揮し、最高出力は各レース規定に基づき、280~365psの間で設定可能となっている。

エンジンパワーは、「パワー・スティック」と呼ばれるUSBによって調整。レース毎に設定されるBOP(性能調整)に応じて、パフォーマンス・レベルのプログラミングおよび呼び出しを可能としている。

また、車両購入後に個人でパーツ等を追加することで、最高出力を450ps/6,250rpmまでチューンアップできる設計となっている。と同時に、すでに450psまで引き上げられた仕様も販売される。

見た目は実にストイックだが、サーキットビギナーでもより安全に車両コントロールができるよう、ABSやDSCなどのドライビング・アシスト・システムも専用チューンしているという。

■グレードおよび価格
M2 CS Racing ベースバージョン=1,499万円
M2 CS Racing 450psバージョン=1,799万円

(zlatan)

画像元:BMWジャパン