アウディのフォーマルセダン「A8」に、ドライバーズカーとしての資質を際立たせた限定車

現行のアウディA8は、2018年9月に発売された第4世代。軽量・高剛性ボディのASF(アウディスペースフレーム)や48Vのマイルドハイブリッドを組み合わせた高効率なパワートレーン、最先端のドライバーアシスタンスシステムなどを採用し、アウディが掲げる「技術による先進」を体現している。

今回の限定車「A8 グランドツーリング・リミテッド」では、3.0LのV6直噴ターボ(最高出力340ps/最大トルク500Nm)を搭載した「55 TFSI quattro」をベースに、A8のドライバーズカーとしての資質をさらに際立たせている。

まず注目したいのは、地を這うようなローダウンスタイルと、力強くもスタイリッシュな4つのタイヤ&ホイールになるだろう。

具体的には、通常のアダプティブ・エアサスペンションに比べて車高が10mm低い、アダプティブ・エアサスペンション・スポーツを採用。

アルミホイールも、ベース車から1インチ大径化した20インチとなり、他との違いを主張する5Vスポークスターデザインのアンスラサイトブラック仕上げとしている。

ボディカラーは前述した「スズカグレーメタリック」をまとい、そこにブラックAudi rings/ブラックスタイリングパッケージ、グロスブラックのミラーハウジングなどを採用することで、クール&スポーティな魅力を充満させている。

また、Audiレーザーライトパッケージ(48万円)やコンフォートパッケージ(81万円)、プライバシーガラス(9万円)、Bang&Olufsen 3Dアドバンストサウンドシステム(82万円)といった数々の豪華装備を標準化して、グランドツーリングにおける利便性や快適性を底上げしている。()内はオプション価格。

■グレードおよび価格
A8 55 TFSI quattro=1.151万円
A8 グランドツーリング・リミテッド(限定50台)=1,391万円
A8 60 TFSI quattro=1,581万円

(zlatan)

画像元:アウディ ジャパン