「昆虫を食べる」と聞くと、昔から日本で食べられてきたイナゴや蜂の子、蚕のさなぎなどの郷土料理や秘境探訪のシーンを思う浮かべた人も多いはず。
しかし、今や昆虫食は高品質のタンパク質、ビタミン、アミノ酸を含むスーパーフードとして注目されているのだ。
栄養価が高いだけでなく、環境負荷が少ないことから、2013年の段階で、国連食糧農業機関(FAO)は、2013年「昆虫が今後の食料になり得る」とのレポートを発表。そして今年、2018年1月1日から「新規食品(ノベルフード)」に関するEU規則が施行、栄養価の高さ、環境負荷の低さなどから食糧として注目される昆虫が新たに食品に規定。
フィンランドでは、ヨーロッパイエコオロギ、トノサマバッタなどが食用として製造・販売されることが認められ、昆虫養殖機器メーカーが活気づき、昆虫を材料に使ったパンも発売されているのだ。
まさに、『昆虫食』は地球の食料問題を解決する糸口になるかもしれないと注目されているのである。
■昆虫食ベンチャーが挑む昆虫養殖システムの開発と昆虫由来の食品開発と販売
「昆虫で誰も傷つかない食の生産システムを。世界中で」をビジョンに掲げる昆虫食ベンチャーのBugMoが、”コオロギ”由来のプロテインバー「BugMo Cricket Bar」(バグモクリケットバー)を自社オンラインサイトおよびジムやフィットネススタジオで販売を始めた。
昆虫食ベンチャー立ち上げのきっかけは、カンボジアで、ウガンダで目の当たりにした代表、松居氏と西本氏のそれぞれの体験だ。先進国の畜産飼料の開発のために、熱帯雨林が伐採される現状。そして肉が高価な食料ゆえに栄養失調になる現状。それに憤りを感じたことに端を発している。
■コオロギの5つの特徴
1. ソイ(大豆)でもないホエイ(牛乳の上澄み)でもない「安心安全なタンパク質」
2. 筋合成に必要な栄養を全て含有する「完璧なプロテイン」
筋合成に必要な必須アミノ酸9種・BCAAを豊富にバランスよく含有。一方、100g中、脂質はたったの6.7g。
つまり、低脂質高タンパクの完璧なプロテインである。
3. ホールフード
小さいながら豊富な亜鉛、鉄分、カルシウム、マグネシウム、ビタミンB12。更にオメガ3はマグロ同等量含有。
栄養タップリの天然のスーパーフードである。
4. 善玉菌を増やす食物繊維
パウダーには100g中6.6gの食物繊維が含まれている。なかでもキチン質という食物繊維は、ほかの一般的な食物繊維に比べ腸内の善玉菌を5倍増加させるという研究もある。
5. とってもエコ
昆虫は牛に比べ、1/2000の水、1/10のエサしか必要としないため、より環境に優しい、資源を消費しないエコなタンパク質が昆虫といえる。
■販売オンラインサイト:https://bugmo.jp/
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2本お試しセット:882円(税込)
6本スタンダードセット:2,610円(税込)
12本セット:5,130円(税込)
1本にコオロギは50匹!ぜひ体の中から力が湧き上がるコオロギパワーを感じてみよう。
(Y.FUKADA)