雄大な箱根連山を眺めくつろぐ温泉旅館「箱根吟遊」

明治時代に創業した富士屋ホテルを中心に、外国人客が増えて栄えてきた箱根宮ノ下。 当時はモダンであった建物が多く並び、現在はその異国情緒あふれる街並みがノスタルジックな雰囲気を醸し出している。セピア通りとの愛称で親しまれる国道1号線沿いには富士屋ホテル、エクシブ箱根離宮、箱根吟遊という、一度は泊まって…

もはや王道。邪道と言われたポルシェ・パナメーラが第2世代へ

Sports car in the luxury sedan.(ラグジュアリーセダンの中のスポーツカー)。2009年にデビューした「ポルシェ・パナメーラ」を端的に表現すると、こうなるだろうか。 そのパナメーラが7年の時を経て、第2世代へと進化した。 デビュー当初は「邪道」と揶揄されたパナメーラではあ…

甘くて優しい、本場カナダのメープルシロップを専門店で味わう

カナダと言えば、真っ赤な国旗にあるようにメープル(サトウカエデ)をイメージするだろう。 メープルから採取するのがメープルシロップであり、ケベック州だけで世界の70%近くを生産している。 そんなケベック州モントリオールに、メープルシロップ専門店「DÉLICES(デリース)」があるので行ってみた。 広々…

今が旬!関西花の寺、京都「法金剛院」で蓮の庭園を歩く

日本は「ぼたん寺」、「あじさい寺」など、「花の寺」として親しまれている寺は多い。 関西では宗旨宗派の垣根を越えて集まった花がご縁となった、25の寺による「関西花の寺二十五か所霊場会」という会ある。 そのうちのひとつ、7月上旬から8月初旬にかけて、法金剛院(ほうこんごういん)は蓮の花が見ごろを迎える。…

クルマ×ビール!タブーを破るベンツ異色コラボ店が六本木にオープン

夏本番を迎え、仕事上がりや休日のビールがさらに美味しく感じられる今日この頃。東京・六本木に期間限定のビアテラスがオープンした……と、ここまでは特に珍しくもない。 しかし、このビアテラスは従来まで暗黙のうちにタブー視されていた、「クルマ×ビール」という異色のコラボによる注目スポットなのだ。 [next…

伊勢神宮につながる江戸情緒の街「おかげ横丁」を堪能する

江戸時代、人々が一生に一度は参拝したいと願った伊勢神宮。 伊勢志摩サミット時の厳重な警戒体制も解け、伊勢神宮とその周辺も元の賑やかさを取り戻した。 伊勢神宮は内宮と外宮があり、外宮からのお参りが古くからの習わし。 外宮と内宮のお参りが済んだら、内宮前のおはらい町に立ち寄ろう。食事処や土産物店などが軒…

中世の時が流れる世界遺産の街・チェコ「クトナーホラ」の優美と不思議を訪ねる

チェコのほぼ中央に位置する街、Kutná Hora(クトナーホラ)。 今や静かでどことなく寂しさを感じる街だが、13世紀末にはヨーロッパ全体における銀の1/3を採掘し、プラハに次ぐ第2の都市として栄えた街である。 鉱山を中心に街が発展したものの、16世紀には衰退し、1991年にすべての鉱山が閉鎖して…

日本唯一の砂漠は東京に。黒い異空間「裏砂漠」を歩く

日本には砂漠と名の付く場所が1カ所しかないことをご存知だろうか。 鳥取砂丘が真っ先に思い浮かぶが、地学的には「砂丘」。 国土地理院が国内で唯一「砂漠」と認めるのは、東京都の伊豆大島にある裏砂漠なのだ。 しかも、砂漠と聞いて想像される黄金色の砂でできた地とはまったく異っていた。 辺り一面、真っ黒である…