日々の暮らしの中でアートを身近に感じ、触れてもらうことを目指し、幅広いジャンルの展覧会を開催している「Bunkamura Gallery 8/」。
大きなガラス面を持つ開放的でユニークな場所から、多彩なアートを発信している同ギャラリーの、今年10月から来年2月までの展覧会ラインナップが発表された。
face to face Vol.Ⅳ
コロナの影響を受け、世界中でエチケットとなったマスク着用。若者の間で常識となったスマホアプリでの顔加工。ここ10年で気軽に受けられるようになった美容整形など、近年は「顔」に対しての認識がスピード感を持って変化している。
そんな個人の象徴でもある「顔」を描いた肖像画は、今後どのような進化を遂げるのか。出展作家は、相川恵子氏・木原健志郎氏・額賀苑子氏・三代宏大氏。会期は、10月4日(金)~10月20日(日)だ。
濱田亨 新作展 Diptyque-Inattendu
パリを拠点に国際的に活躍する、アーティスト濱田亨氏による2年振りの新作展。全く異なった2つの作品の思いもかけない邂逅で、そこには新たな世界が広がる。既成概念を打ち壊して、自由で鮮やかに広がる濱田氏の新天地を堪能したい。
会期:10月25日(金)~11月4日(月)
第27回 笹尾光彦展 花のある風景
パリの街角の花屋さんやモダンなデザインの室内画が印象的な、赤の画家・笹尾光彦氏。その作品は、暮らしを彩るあかるい作品は、見る人の心を晴れやかにし、ささやかな幸せを運ぶ。こだわり続ける鮮やかな色彩と、洗練された構図の作品群を楽しみたい。
会期:11月7日(木)~11月24日(日)
乙女展(仮称)
カラフルでポップな中に、毒っけも入ったオトメ心をくすぐる展覧会。心弾むようなかわいい作品たちが、会場内をいっぱいにする。また同展では、作家が作るアクセサリーなども合わせて展覧販売。オリジナリティある特別なアクセサリーを選びながら、部屋を彩るアートとの出会いも楽しめる。
会期:11月30日(土)~12月15日(日)
内海聖史 展
筆や綿棒で緻密に描かれた色彩の粒子から、透明感あふれる作品を生み出す内海聖史氏。どこまでも広がり続けるかの様なハーモニーは、単なる絵画の枠組みを超えて、鑑賞者と空間をも包み込む。同展では圧巻の大型インスタレーションを中心に、小作品を展覧販売する。
会期:12月21日(土)~2024年1月13日(月)
インサイド リアリズム ―超写実絵画と超絶技巧―
写真と見まちがうほど精巧に、細部を追求したリアリティ―。人物や風景のありのままを忠実に表現しながらも、作家は各々の世界観を持ちながら物の本質に迫る作品制作を行う。
同展では絵画から立体作品まで、30人以上の人気作家の新作を中心に展覧販売を実施する。
出展予定作家は、石黒賢一郎氏・磯江毅氏・小尾修氏・上路市剛氏・五味文彦氏・塩谷亮氏・島村信之氏・須田悦弘氏・廣戸絵美氏他。
会期:2024年1月18日(土)~2月9日(日)
「Bunkamura Gallery 8/」で、多彩なアートを体感し、感性に磨きをかけよう。
Bunkamura Gallery 8
所在地:東京都渋谷区渋谷2-21-1 8F
公式サイト:https://www.bunkamura.co.jp/gallery8/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000173.000031037.html
(高野晃彰)