エシカルなジンを蒸溜するエシカル・スピリッツ社は、エシカルジン「Distiller’s CUT(ディスティラーズ カット)」を、8月1日(木)より数量限定にて「東京リバーサイド蒸溜所」で販売開始した。
「Distiller’s CUT」は、製品化されず蒸溜所に残されていたスピリッツから生まれたジン。第一弾は「chiritumo」だ。
蒸溜所に残されたスピリッツが生まれ変わる
「東京リバーサイド蒸溜所」では、さまざまな未活用素材を蒸溜し、ジンを製造している。
ジンの蒸溜において、製品化されない蒸溜の最初と最後の部分をベーススピリッツとして、ボタニカルを加えて再び蒸溜して誕生したのが、「Distiller’s CUT」だ。
「カット」されたスピリッツも大切に利用
ジンの蒸溜の際、味わいを司る最も大切な工程のひとつに「カット」というものがある。美味しいジンを造るために、あえて蒸溜液の始め(ヘッド)と終わり(テール)の部分を別のタンクに切り出し、蒸溜家が香りを確かめながら製品化する部分を見極める作業だ。
同蒸溜所で酒粕を蒸溜した「LAST」や、ビールや日本酒を蒸溜した「REVIVE」など、さまざまなエシカルジンを蒸溜するなかで、カットされて製品化されることなく残されていた「ヘッド」と「テール」。
蒸溜家たちによる数々のカットから生まれた、同蒸溜所ならではの一杯として「Distiller’s CUT」と名付けた。
バージョンごとに味わいが異なる数量限定のシリーズとして、同蒸溜所でのみ販売する。
第1弾はシンプルで爽やかなレモン感じる一本
第1弾となる「Distiller’s CUT vol.1 chiritumo」は、ジンに必要なジュニパーベリーのほかに、ほかのジンを蒸溜する際にピールを使って残ったレモンの残渣やコリアンダー、アンジェリカルートなど、ジン造りではよく用いられるボタニカルを中心に構成した。
シンプルで爽快な味わいに仕上がり、ジンを初めて飲む人にも馴染みやすい味わいだ。
「Distiller’s CUT」の想いと重なるラベル
同商品のラベルには、「東京リバーサイド蒸溜所」と同じく台東区で活動するデザイナー、yukinoさんの作品を使用した。
yukinoさんが作品づくりのなかで、捨てられずに集めていた端切れを使った作品「chiritumo」が、端切れのスピリッツを捨てられずに残していた同蒸溜所のストーリーと重なり、ラベルとして飾った。
爽快感を感じるソーダ割り、甘さを加えるトニックウォーター割りなど、好みの割り方で気軽に楽しみたい。
Tokyo Riverside Distillery Distiller’s CUT vol.1 chiritumo
内容量:375ml
アルコール分:57%
販売:東京リバーサイド蒸溜所
所在地:東京都台東区蔵前3-9-3
公式サイト:https://ethicalspirits.jp/
PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000085.000054781.html
(田原昌)