金沢・ひがし茶屋街エリアに新登場、出汁の新しい世界を提供する体験型レストラン「barrier(バリア)」

“伝統の再定義“をコンセプトとした食体験ができる「COIL(コイル)」「TILE(タイル)」に続く新しい店舗「barrier(バリア)」が、金沢市の東山・ひがし茶屋街エリアに、7月12日(水)にオープンした。

コンセプトは“結界”。伝統と革新が調和した空間で、出汁と料理の新しい世界を提案する店だ。

出汁をテーマにした食の魔法と空間芸術が融合した場所

今回オープンした「金澤 UMAMI STOCK barrier」は、ひがし茶屋街近く、観光地でもあるアーチ型の浅野川大橋からすぐの場所にある古民家を改装した店。

出汁をテーマにした斬新なコンセプト、食の魔法と空間芸術が融合した場所で、ゲストに独自の食体験を提供する。

対比を感じる空間

同店の空間は「barrier=結界」がコンセプト。賑わいのある金沢市街の中心にありながら、喧騒とは線をひき、界を結して、古と現代、陰と陽の対比を感じられる神聖な空間をつくる結界をイメージしたという。

古民家を繊細にリノベーションした空間は、アートと料理が絶妙に結びつき、ゲストが時間や空間を超えた旅に出たかのような体験を提供する。

“陰と陽”、“昼と夜”、そして“古と新”の対比を通じて、barrier(結界)のコンセプトが表現されている。

一番出汁を使って味わう5種類のコース

同店が提供するコースは全部で5種類。「a.course」は3,850円、「b.course」は5,500円、「c.course」は6,050円、「d.course」は8,800円、そして「精進料理.course」は4,400円だ。

各コース全て、三種のおかず、季節の押し寿司、ラーメン(*1)、そしてデザート(*2)がセットになっている。メニュー内容は季節により変動する。

椀に盛られた三種のおかずはコースごとに変わり、特製の出汁をかけて味わう。三方(さんぼう)を膳として利用し、岡持ちに収められたそれら3つの椀に、サイフォンで抽出した一番出汁を注ぐ。これにより、一杯の出汁がゲストの食体験に奥深さと芳醇さを加えてくれる。

なお今の時期は、「a.course」は季節の野菜・モッツァレラチーズ天ぷら・鰤のてり焼き、「b.course」は季節の野菜・能登の岩牡蠣・黒毛和牛すき焼き、「c.course」は季節の野菜・能登の岩牡蠣・のどぐろ炙り、「d.course」は季節の野菜と蛤・黒毛和牛すき焼き・のどぐろ炙り、「精進料理.course」は季節の野菜・季節の茸・加賀蓮根饅頭が、三種のおかずとして提供される。

同店は、伝統的な日本料理のエッセンスを守りつつも、現代的なアプローチで新たな魅力を引き出すことを目指している。漆黒の空間で五感を研ぎ澄ませて、出汁に合う料理を楽しみたい。

barrier
所在地:石川県金沢市尾張町2-14-21
営業時間:11:00~21:00
公式サイト:https://barrier-japan.jp

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000050.000060496.html

(田原昌)

*1 現在「精進料理.course」は大豆の坦々ラーメン、その他のコースは炙り鴨ラーメンを提供。
*2 現在はマイクログリーンアイスクリームを提供。
※表示価格は全て税込