ゴルファーにとってゴルフウェア選びは楽しみのひとつ。それは若い人に限らずミドル男性も同じだ。
まだまだお洒落をしたい40代メンズに向けて、デザイン性の高いこだわりのあるブランドをピックアップ。ゴルフウェアブランドを選ぶときの参考にしてほしい。
目次
・「ZERO HALLIBURTON」のゴルフウェア
・技あり商品揃い「UNITED ARROWS GOLF」
・日本人の体型にフィットするゴルフウェア「SLDO.」
・パリ発ゴルフブランド「ランバン スポール」
・大人のための上質なウェア「A.P.C. GOLF」
・リゾートスタイルにもマッチする「Felisi Golf」
・パフォーマンスとファッションの融合「PXGアパレル」
・伝統もモダンも愛する人のゴルフウェア「St ANDREWS」
・機能性とおしゃれさを両立するウェア「LINDERTHON GOLF」
・日常にもなじむ日本製ゴルフウェア「TMT CLASSIC」
・素材・機能・着心地にこだわった「TURF GOLFER’S EQP.」
・大人なゴルフスタイルを体現する「renoma PARIS」
・シックで都会的なデザインが魅力の「ETERNO」
・ゴルフの原点に立ち返った「EMAH&NOAH」
・独自素材と洗練されたデザインで人気の「ROUGHFULS」
「ZERO HALLIBURTON」のゴルフウェア
2022年春、アルミケースを代表とする米国発のトータルラゲージブランド「ZERO HALLIBURTON(ゼロハリバートン)」から、ブランド初となるゴルフコレクションが誕生した。
「ZERO HALLIBURTON」といえば、NASA(アメリカ航空宇宙局)の依頼によりアポロ11号用の「月面採取標本格納器」を製造し、1969年に月面より月の石を持ち帰ったエピソードが有名だ。
そんな同ブランドのゴルフコレクションは、トレンドを取り入れながらもプレーに必要な機能性と快適さを兼ね備えた、“ゴルファーズファースト”を掲げた商品がラインナップしている。
これまで高い技術力とデザインで人々の移動をサポートしてきた開拓者精神を継承し、洗練された大人へ送るゴルフコレクションを見逃さないでほしい。
ZERO HALLIBURTON ゴルフコレクション
公式サイト:https://zerohalliburton.jp/
技あり商品揃い「UNITED ARROWS GOLF」
2021年にデビューした「UNITED ARROWS(ユナイテッドアローズ)」のゴルフレーベル「UNITED ARROWS GOLF(ユナイテッドアローズ ゴルフ)」。
「UNITED ARROWS」が大切にする「豊かさと上質感」をキーワードに、素材やシルエット、スタイリングのしやすさにこだわり、本来社交の場であり、マナーを重要視するゴルフにふさわしい装いを提案している。
2023年秋冬のコレクションは、ゴルフブランド「TaylorMade(テーラーメイド)」と共同開発した商品が9月15日(金)に発売された。秋冬のゴルフシーンに欠かせない防風や保温性など「TaylorMade」の機能性が光るコレクションとなっている。
ゴルフ場や練習場はもちろん、街中やシーンを問わず着用できるウェアを楽しんでみては。
UNITED ARROWS GOLF
公式サイト:https://store.united-arrows.co.jp/brand/golf/
日本人の体型にフィットするゴルフウェア「SLDO.」
シンプルだけどスタイリッシュ、そして機能性も求めているなら、神戸発のゴルフウェアブランド「SLDO.(エスルド)」がおすすめだ。着心地の良さから、「一度着るとやめられない」ゴルフウェアと話題に。
ブランドのテーマカラーである“黒”を中心に、上質ながらも遊び心が感じられるウェアが揃っている。
同ブランドのウェアは、「見た目だけじゃ選ばれない」を徹底的に追及。質と機能性にこだわり日本人の体型に合うように制作されているため、シルエットを良く見せてくれるのが特徴だ。
「SLDO.(エスルド)」の商品は、実店舗並びにオンラインストアから購入が可能。ゴルフ以外のシーンでも活躍すること間違いなしのウェアをチェックしてみては。
SLDO.
公式サイト:https://sldo-store.com/
パリ発ゴルフブランド「ランバン スポール」
「ランバン スポール」は、1889年にフランス・パリで創業した歴史あるメゾン「ランバン」セカンドラインからゴルフウェアを展開するコレクションとして日本で誕生。
「ランバン」の洗練された上質感や遊び心などのエッセンスをゴルフウェアに落とし込み、完璧なスタイリングを提案している。
エレガントで上質な雰囲気ながらも、カラーやデザインも豊富でビッドカラーや幾何学柄などを取り入れたウェアは比類なきデザインで、着る人の美意識を満たすに違いない。
クールにかっこよく決めたい人をはじめ、遊び心をウェアに取り入れたい人や洗練された大人のウェアを探している人におすすめだ。
ランバン スポール
公式サイト:https://store.descente.co.jp/lanvin/
大人のための上質なウェア「A.P.C. GOLF」
フランス発のモダン・フレンチスタイルを提案する「A.P.C.(アー・ペー・セー)」から誕生した「A.P.C. GOLF」は、創立者であるジャン・トゥイトゥ氏のゴルフに対する特別な愛着によってスタートしたゴルフラインだ。
そうして誕生したアイテムは、従来の典型的なゴルフウェアの枠を超え、ゴルフシーンのみならず日常の着こなしとしても楽しめるのが特徴だ。
機能性とユーモラスな要素が融合し、従来の典型的なゴルフアパレルの領域を越えた新鮮でスタイリッシュなアイテムが多数ラインナップ。大人がさりげなく着こなせるおしゃれなウェアや小物に注目だ。
エレガントでカジュアルなスタイルを提案するA.P.C.ならではのゴルフウェアをチェックしてみては。
A.P.C. GOLF
公式サイト:https://www.apcjp.com/jpn/golf/?apias_s_id=33987
リゾートスタイルにもマッチする「Felisi Golf」
1973年に創業した、イタリアの革製品ブランド「Felisi(フェリージ)」。
50周年の節目を迎える今年、「Felisi」はウェアを中心とした本格的なゴルフライン「Felisi Golf(フェリージ ゴルフ)」をローンチした。
現在展開中の2023年秋冬コレクションは、テクノロジーとラグジュアリーの融合を意味する「Alta Tecnica di Lusso(アルタ・テクニカ・ ディ・ルッソ)」をテーマとしている。
同ブランドのウェアは、ハイクオリティでオーセンティック*なデザインがベース。そこに、Felisiがこれまで培ってきた伝統的スタイルと製法の要素を加えた、上品なアイテムを提案する。
同コレクションはゴルフのみならずデイリーでも使用可能。ゴルフの前後やリゾート地でも着用できるウェアとして仕上がっている。
「Felisi Golf」はオンラインショップのほか、全国に展開するフェリージ各店舗でも取り扱っているので、実際の着用感を試したい人は足を運んでほしい。
Felisi Golf
公式サイト(Felisi公式):https://www.felisi.net/
* 本物感、正統派
パフォーマンスとファッションの融合「PXGアパレル」
「これまでにない最高のゴルフクラブを作りたい」という創業者ボブ・パーソンズ氏の想いから、2014年に設立された米国ゴルフメーカー「PXG」。
「PXG」は、開発コストや時間に糸目をつけずに製品開発を行い、パフォーマンスを徹底的に追求したアイテムを世に送り出している。
「PXGアパレル」は、そんな「PXG」のライフスタイルラインであり、ゴルフのパフォーマンスとファッションの融合をテーマとしている。
同ブランドの製品は、クラシックをベースとしながらもエッジのきいたデザインが特徴。
「細部まで完璧に」「多目的なデザイン」「気持ちを上げる服を」という、プレジデント兼エグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクターである、ルネ・パーソンズ氏の信念を具現化している。
現在販売中の2023秋冬コレクションは、秋冬の幅広い気候に対応する快適性を実現するよう考え抜かれた商品が揃っている。モノトーンカラーをベースに秋らしい色合いのミリタリーグリーン、ブルー、パープルが加わり、クリーンでモダンな仕上がりだ。
デジタル化された「PXG」アイアンクラブの転写プリントや、ロゴが新たなデザインで施されたメンズシャツなど、コースでも普段着でも使えるアパレルが充実しているのが魅力だ。
高品質かつ機能性、デザイン性に優れた同ブランドの商品を身にまとい、ベストスコアを狙ってみては。
PXGアパレル
公式サイト:https://www.pxg.com/ja-jp/apparel
伝統もモダンも愛する人のゴルフウェア「St ANDREWS」
ゴルフ発祥の地である、スコットランドの「セントアンドリュース」。同地には世界最古のゴルフコースを有し、全英オープンの会場としても知られる「ST ANDREWS LINKS」がある。
「St ANDREWS」は、世界中のゴルファーが憧れる「ST ANDREWS LINKS」の名を正式に冠することを許されたライセンスブランド*だ。
正統的でクラシカルなスタイルを受け継ぎながらも、華やかな社交の場にふさわしいファッション性と、プレーを支えるテクノロジーを融合。伝統もモダンも愛する人のためのゴルフウェアを展開する。
シーズンごとにオリジナルのパターンを展開している同ブランドの秋冬コレクションも楽しみだ。
商品はオンラインショップのほか、全国の直営店と取扱店で購入できる。気になる人は公式HPで確認を。
さりげなく上品さを演出したい人は、伝統的かつモダンな同ブランドのウェアがおすすめだ。
St ANDREWS
公式サイト:https://store.tsigs.com/standrews/
* 権利の許諾を得ているブランド
機能性とおしゃれさを両立するウェア「LINDERTHON GOLF」
今年2月、ECサイトをオープンした「LINDERTHON GOLF」。ブランド名は、ドイツ語で「菩提樹」を意味する「linden」と、三人称の代名詞「thon」を組み合わせた造語だ。
菩提樹は、世界のさまざまな文化の融合や、真実、癒し、愛を象徴するモチーフ。thonは「あの人、彼、彼女、それ」を示す。
これら2つの単語をブランド名に使用することで、「菩提樹のような多様性と、それぞれの個人にあった魅力を引き出す」というテーマを表している。
そんな同ブランドは、伝統的なスタイルを尊重しながらも、フレッシュなアイデアを活かしたファッション性と、機能性、両方を兼ね備えたアイテムを提案する。
サステナビリティの観点も重視し、ゴルフシーンだけでなくあらゆるシーンで長く使用できるウェアを生み出している。
女性2人が代表を務めている同ブランドは、女性目線のかっこいいを取り入れた“イケてる”ウェアを扱っているのも特徴。“モテ”ファッションを選びたい人はチェックしてほしい。
LINDERTHON GOLF
公式サイト:https://linderthon.com/
日常にもなじむ日本製ゴルフウェア「TMT CLASSIC」
メイド・イン・ジャパンにこだわりつつ、古き良きアメリカン・サブカルチャーを取り入れたファッションアイテムを提案する「TMT」。そんな「TMT」のゴルフブランドが「TMT CLASSIC」だ。
同ブランドが提案するのは、日常使いもできる、ゴルフウエアの定義に収まらない「大人のスタイル」。
カラフルでポップなリゾートスタイルから、天然素材にこだわったエコライン、クラシカルな雰囲気をまとえるタイドアップ(*1)スタイルまで用意。定番のポロシャツやキャップ、パンツに至るまで取り揃えている。
たとえば、今年3月に発売した「RE:DRY CLASSIC POLO SHIRTS」は、編み立て(*2)した襟と袖口に、鹿の子編みされた見頃を組み合わせたことで、クラシカルな印象を与える1枚。
生地は、環境に優しいリサイクルポリエステル生地を使用。コットンライクでありながらも綿に比べてシワになりにくい。機能性と環境配慮を両立した素材だ。また染色に特殊な原料を使用しているため、UVカット機能も備えている。
アメリカンでポップなデザインと、日本製の品質を兼ね備えた同ブランドの商品。コースはもちろん、日常シーンでも気分が上がるはずだ。
TMT CLASSIC
公式サイト:https://tmt-japan.co.jp/collections/tmt-classic
*1 ネクタイを締めたスタイル
*2 糸の状態から生地にする製法
素材・機能・着心地にこだわった「TURF GOLFER’S EQP.」
「TURF GOLFER’S EQP.(ターフ ゴルファーズ イクイップメント)」は、今年2月にローンチされた注目ブランドだ。オンラインショップのほか、神奈川県・箱根にリアル店舗もある。
「芝のフィールドに順応する装備」というコンセプトのもと、ゴルフを楽しむ中でウェアに求められる素材・機能・着心地を、カラーやファッション性を取り入れ、日常でも着用できるようにデザインされている。
たとえばプルオーバーは、ストレッチ性のあるポリエステル素材リップストップ生地を採用。撥水加工を施した生地は高耐水圧・透湿性を併せ持つため、雨水の浸透をしのぎ、汗などの蒸気を逃がしてくれる。
裏地には冬用アウトドアウェアにも使用される厚みのあるフリース生地を重ね、風も防ぐ暖かい仕様に。肌寒い時期にも活躍するだろう。
ちなみにリアル店舗は、ゴルフ場が数多く点在する有名観光地・箱根の入り口にある。店舗先行販売や新商品の展示会なども行っているので、同ブランドが気になる人は立ち寄ってみては。
TURF GOLFER’S EQP.
公式サイト:https://tgeqp.co.jp
大人なゴルフスタイルを体現する「renoma PARIS」
フランス発祥のファッションブランド「renoma」から、ゴルフラインとして今年1月にローンチされたのが「renoma PARIS(レノマパリス)」。
スタイリストやカメラマンなど、多岐にわたる分野で活躍する熊谷隆志氏がディレクションを担当し、フーディー、ジャケット、ロングダウンなどのゴルフウェアや雑貨を展開している。
同ブランドが持っているのこだわりは、上質かつ機能的な素材と、品のあるデザイン。
ベージュやブラックなどの派手すぎないシックな色合いでパリのエスプリエッセンスを取り込み、大人なゴルフスタイルを体現しているのが特徴。さらに、ラウンド時の機能性と、街着の延長で着られるスタイルにも重きを置いているため、活躍する場面が多いだろう。
同ブランドはオンラインストアで新商品を発売するほか、展示会やポップアップも随時行っている。詳しくは公式サイトやSNSで情報をチェックしてほしい。
renoma PARIS
公式サイト:https://renoma-golf.jp/
シックで都会的なデザインが魅力の「ETERNO」
「ETERNO(エテルノ)」は、よく見る派手で色味が強い、いわゆる“ゴルフっぽい”要素を排除したユニークなゴルフウェアブランド。
ゴルフをプレーする上で欠かせない機能性は持たせながらも、シックで都会的な“今っぽい”ウェアを展開している。
各ウェアは落ち着いた色味がベースで、アイテム全体のトーンを抑えたものが多い。ゴルフシーンのみならず、パブリックやリラックスしたデイオフなど、ロケーションを選ばず着用できるのも魅力だろう。
常に新しいデザインに精力的に取り組むブランドで、昨年の春夏コレクションでは、ETERNOらしいミニマルで日常に溶け込むデザインに、ブラウジング*を活かしたリラックスシルエットをプラス。単調になりがちなウェアに変化を取り入れ、コース上でも新たな印象でアピールを見せつけた。
同ブランドが得意とするタフタ素材を使用したシャツは、身幅や袖幅にゆとりを持たせたリラックススタイル。ナイロンを膨潤させることで生地自体にも膨らみを持たせた肌離れの良いモックネックTEEとなっている。
シンプルでミニマムながらデザインの効いたセットアップは、コース上でも注目を浴びるはずだ。
ETERNO
公式サイト:https://eternogolf.com
* ウエストの上でトップスをゆるませて着る着こなしのこと
ゴルフの原点に立ち返った「EMAH&NOAH」
「EMAH&NOAH (エマアンドノア)」は、ゴルフをクラシカルに楽しみたい人におすすめのゴルフウェアブランド。
同ブランドは、“上質”で“上品”なゴルフウェアを求める幅広い層に、新たな選択肢を提供するべく、クラシックで愛らしいデザインのゴルフウェアを届けている。
ファッショナブルなウェアが流行し、コースが華やかに彩られるようになった一方、「本当に着たいゴルフウェア」を見失いつつある人もいるのでは。同ブランドが考え抜いた先に辿り着いたのは、“ゴルフの原点に立ち返りたい”という思いだったという。
たとえばレギュラーフィットの「ロングスリーブストレッチポロ / カーキ」には、吸水速乾性、UVカット性に優れた生地を使用。しなやかなストレッチ性を持ち、快適な着心地と動きやすさに定評がある。胸元に入ったブランドロゴの刺繍が、高級感や上品さを醸し出し、これからの季節はもちろん、通年を通して着用できるだろう。
ゴルフがヨーロッパにルーツを持つ、紳士・淑女の「マナーのスポーツ」であることを思い出させてくれるブランド。上品でクラシックなゴルフウェアを着たい人におすすめしたい。
EMAH&NOAH
公式サイト:https://emah-noah.com/
独自素材と洗練されたデザインで人気の「ROUGHFULS」
シンプルで着心地の良いウェアを着たい人には、洗練された上質なウェアを送り出すゴルフアパレルブランド「ROUGHFULS(ラッフルズ)」を提案したい。
同ブランドが開発したウェア用素材「ROUGHTEC(ラフテック)」は、世界三大超長綿のシーアイランドコットンと、螺旋分子構造を施した特殊ファイバーの糸が使われている。
1年の試行錯誤の末、日本の高度な紡績、編立技術によって、これら2種類の糸をハイブリッドした生地が完成。機能的でありながら、シルクのような光沢と滑らかさと、手で触れた瞬間にすぐわかるカシミアを思わせるような柔らかさを実現した。
ROUGHTECは同ブランドのすべての製品に使用されており、ゴルフウェアとしてはもちろん、着心地と機能性が両立されているため、インナーとしてもあらゆるシーンで活躍するだろう。
同ブランドが重きを置いているのは「周りの反応ではなく、あなた自身がどう思い、どう着たいのか」だ。自身が心地良いと思うウェアで、快適なゴルフライフを過ごしてみては。
ROUGHFULS
公式サイト:https://roughfuls.com
今回紹介したブランドに共通しているのは、新しいデザインを求めつつも、シックで洗練されたデザインであること。
ゴルフウェアブランド選びで他者と差をつけ、スタイリッシュに着こなしてみては。
(IGNITE編集部、AREC)