江戸時代天保年間創業の炭焼きうなぎ店「鶴屋」が、希少価値の高い「海うなぎ」を使用した鰻重などを、応援購入サービス「Makuake」にて、2023年1月15日(日)まで販売する。商品は2023年1月末までに配送予定だ。
夏のイメージが強いうなぎだが、冬のうなぎは夏に比べて脂が乗りやすい上、栄養も蓄えることで美味しさが増すのだとか。希少かつ旬な海うなぎを伝統の技で焼き上げた逸品を自宅で味わいたい人は必見だ。
全体消費量のわずか0.01%の「海うなぎ」
海水で育てた海うなぎは、全体消費量のわずか0.01%と大変希少。味が良く、臭みがなく、ミネラルが豊富で天然に近い環境で飼育されているため身が締まっているのが特徴だ。
「鶴屋」では、長崎県松浦市の栄養豊富できれいな海水によって育てられた養殖海うなぎを使用。代々受け継がれてきた「色付け・味付け・香り付け」の技術で焼き上げる。
「鶴屋」に受け継がれる5つのこだわり
同店には、海うなぎという素材のほかに、たれ・炭・焼きなど5つのこだわりポイントがある。
1. 素材の味を引き立てる秘伝のたれ
素材の味を引き立てるのは、完全無添加の調味料だけを使用した秘伝のたれ。純米吟醸酒・丸大豆醤油・純米本みりんなど雑味のない純粋な調味料で作る。
2. 香ばしく脂を調整できる「宮崎日向備長炭」
鰻本来の脂は、栄養価が高く身体に良いものだが、余分な脂が残りすぎると美味しさは半減するという。
そこで、時期や素材の状態に合わせて脂の調整ができ、備長炭特有の香ばしさを出せる炭を選択。職人がこだわり、日本三大備長炭の宮崎日向備長炭を採用した。
3. “外はパリッと中はフワッと”焼く
焼く工程では、同店の焼き職人が腕を振るう。素材の風味を損なわない調理を追求し、たどり着いた焼きの技術と、余分な脂を落とす備長炭の輻射熱(ふくしゃねつ)と遠赤外線で、“外はパリッと中はフワッと”焼き上げる。
4. 天下人にも献上された山椒「朝倉山椒」
薬味は、400年以上前から続く由緒正しい朝倉山椒を使用。豊臣秀吉や徳川家康にも献上された超高級品だという。
5. うなぎとの相性が良い長崎県産のお米
お米は、同店が店舗を構える長崎県で採れたものを使用。米粒が揃っており、白未熟粒が少ないことから一粒一粒しっかり炊き上がり、食感が良いのが特徴だ。
来年2月に開設するECサイトの商品を先行販売
このように、こだわり抜いた海うなぎを店舗のみで提供してきた同店は、最新の急速冷凍技術に出会う。加熱したうなぎを熱々のまま真空パックできるホットパック技術と、瞬時に冷却保存できるブラストチラー&ショックフリーザーだ。
これにより全国に同店のうなぎを届けられるため、2023年2月1日(水)にECサイトをオープンする予定。今回のMakuakeでのプロジェクトは、このECサイトで取り扱う商品の先行販売となる。
Makuakeでは、「海うなぎの鰻重二人前」「海うなぎ 蒲焼き2尾」「海うなぎ 白焼き2尾」のほか、「海うなぎと国産うなぎの食べ比べ重」なども用意しているが、残り少なくなっているリターンもあるので、気になる人は早めにチェックしよう*。
Makuakeプロジェクトページ:https://www.makuake.com/project/tsuruya/
(Higuchi)
* 2022年12月16日(金)時点