アートに浸る春。注目されている、そしてこれから注目したいアーティストの作品を見に行こう。
現代アートコレクターとして、その審美眼で知られる桶田夫妻が、いま最も輝いていると思う日本人アーティストの作品を一挙公開。4月9日(土)から24日(日)まで、東京・青山のスパイラルガーデンにて現代アート展覧会「OKETA COLLECTON:THE SIRIUS(桶田コレクション:ザ シリウス)」を開催する。
一目惚れのように出会った「桶田コレクション」
世界を旅し、アートフェアや海外のギャラリーなどを通して無数の作品と出会う中で、一目惚れのように惹きつけられた作品をコレクションしてきた桶田俊二・聖子夫妻。
骨董のコレクションから出発し、草間彌生の作品との出会いをきっかけに現代アートの本格的な収集を始めたのが2010年。
日本の作家は草間彌生、村上隆、奈良美智、名和晃平といったトップ・アーティストたちからごく若い世代まで幅広い。また海外の作家も含め、勢いのあるラインナップが桶田コレクションの特徴である。
アートで心が豊かに過ごせるように
2020年からは、パンデミックの影響で国際展やアートフェアも延期や中止、また海外への渡航そのものも困難になったことで、国内に目を向けてきたこの2年間。
日本の現代アート作家を中心に、未来を明るく輝かせてくれるような、パワーを感じる作品を求め続け、恒例となったコレクション展の第5回はその集大成となる。
「このような時代だからこそ、皆様にもアートを身近で観て、感じて、心豊かな時間を過ごしていただければ幸いでございます。」と桶田夫妻は語る。
イベントのタイトルでもある「SIRIUS(シリウス)」は、太陽を除けば地球上から見える最も明るい恒星で、古代ギリシャ語で輝くという意味がある。
桶田夫妻の審美眼が選んだ「日本の輝く星たち」。時代の本質を捉えるアーティストたちの、エネルギー溢れる作品に出会える機会だ。
<出展アーティスト> 姓アルファベット順
出展作家は、井田 幸昌、猪瀬 直哉、梅沢 和木、大山 エンリコ イサム、加賀 温、川内 理香子、小畑 多丘、SHUN SUDO、田村 琢郎、仲 衿香、中園 孔ニ、中村 萌、水戸部 七絵、南 依岐、山口 歴。
今回スパイラルガーデンのアトリウム展示を、出展アーティスの一人である山口歴氏が監修し、平面3点と立体作品を展示予定だ。
心を揺さぶる作品に出会えるかもしれない。
OKETA COLLECTION:THE SIRIUS
会場:スパイラルガーデン
所在地:東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1F
開館時間:11:00-20:00、入場無料
会期:4月9日(土)〜 4月24日(日)<休館日なし、全16日間>
ウェブサイト:http://oketacollection.com/
(hachi)
※閉館時間は変更される可能性があります。当日の営業時間は、公式サイトをご確認ください