『現代の名工』松岡茂樹氏が手がけた椅子が国際デザイン賞にて銀賞を受賞

国際的な評価が高まり続けるその「椅子」は、自分の手元におくこともできるアイテムだ。

家具工房「KOMA」代表の松岡茂樹氏がデザイン・製作をした「cocoda chair2020」が、アメリカの国際デザイン賞「MUSE Design Awards2022(ミューズデザインアワード2022)」で銀賞を受賞。

現代の名工が生み出した匠の椅子

『一点もののクオリティと美しさを満たした製品作り』をコンセプトに、人の手仕事でしか生み出せない美しさを突き詰めながら、快適性や魅力を追求し常に進化し続けている東京の家具工房「KOMA」。代表の松岡茂樹氏は、厚生労働省より卓越した技能者『現代の名工』の称号を授与されている。

日本屈指の家具職人であり、家具デザイナーである松岡氏がデザインと製作を手がけた「cocoda chair2020」が、パラダイムシフトを起こす影響的なデザイナーに送る国際デザイン賞「MUSE Design Awards2022」で銀賞を受賞した。

「cocoda chair2020」の受賞は、ドイツの「reddot awards2021」、アメリカの「Chicago Good Design Awards 2021」に続き、3冠となる。

2018年から始まった「MUSE DESIGN AWRDS」は、International Awards Associateによって創設された国際的デザイン賞。デザイン分野における創造性や創意工夫を評価し、クリエイティブなプロフェッショナルに贈られるデザイン賞で、量より質を重視するような小規模な企業・デザインエージェンシーから大きな企業まで、世界中の幅広い企業から応募がある。

受賞作「cocoda chair 2020」とは

背もたれからアームにかけて、滑らかな曲面とエッジの効いたラインが特徴。

一つ一つ手道具を駆使して製作し、 一点物のクオリティでありながら、製品として展開している。機械では生み出せない美しい三次曲面が身体にフィットし、究極の座り心地を追求した椅子となっている。

どこから眺めても完璧な美しさと色気を感じる椅子。

国際的に評価されている「cocoda chair 2020」を自室におくだけで、生活のランクをアップする感覚を味わえそうだ。

家具工房「KOMA」:https://www.koma.tokyo

(冨田格)