最新テクノロジーでつくられる伝統の味。
九州 熊本で年間10万人もの人に愛される老舗うなぎ店「徳永北」が新会社「うなぎのぼり」を立ち上げ、「熟成地焼き製法うなぎ」の開発をもって国内外で新たなチャレンジを始める。
伝統と技術を駆使した「熟成地焼き製法」
徳永北は大正11年創業、今年で100年目を迎える。2021年3月には熊本市西区に新店舗「京町茶寮徳永」をオープン。鰻のみならず、パティスリーとレストランを店内に構え、アフタヌーンティやレストランメニューも楽しめる店を経営している。
この度、うなぎのぼり社は「徳永北」の伝統と技術を駆使した「熟成地焼き製法」の開発を4年の歳月をかけて成功。美味しい鰻を求めれば「職人必須」と言われるこの業界の常識を覆し、特に地方におけるうなぎ店の減少が著しい近年において「熟成地焼き製法」のうなぎを使い、直営店運営や卸事業にて社会貢献の一つになればという思いからスタートしたという。
伝統とテクノロジーが融合した新技術
「熟成地焼き製法」とは、職人の技術が必要な鰻業界において、伝統と技術とテクノロジーを駆使した新しい技術革新。
ある技術を使い、素焼き後一定の期間熟成させることによって旨みが増し、より味に深みのある素焼き鰻をつくる。
その後さらに焼き、蒲焼にすることにより、食感と香ばしさが重なって「生から焼くより美味しい鰻の蒲焼」ができた。
この製法を「熟成地焼き製法」と名付け、今後は直営店運営、フランチャイズ事業、卸事業を中心に展開していく。
新製法のうなぎが楽しめる店舗はここ
「熟成地焼き製法」のうなぎは、3月12日(土)オープン予定の直営店第1号店「創業100年 徳永北分店 うなぎのぼり 山鹿店」にて味わうことができる。
熟成地焼き製法うなぎ使用の鰻重
中はふっくら、外は香ばしく焼き上げている。創業当初から100年継ぎ足し使用している甘めのタレが人気だ。
老舗鰻店の新しい挑戦としても注目しながら味わってみたい。
徳永北 公式サイト:http://www.unatoku.com/
(hachi)