夏をより快適に過ごすために、身につけるものも暑さ対策に特化したものを選びたい。
ラディクール社は2021年4月、独自開発の放射冷却素材を使用したキャップブランド「RAFREX(ラフレックス)」を設立。コラボ第一弾として、「LEMONADE by Lemonica」コラボのキャップとトートバッグを販売開始した。
■これからの時代に注目したい新ブランド
「RAFREX」ブランドの帽子は、特許技術を取得した世界初の放射冷却ができる素材を使用し、熱を特定波長で放出することで、暑い夏でも涼しさを感じられるのが特長だ。夏の暑さから身を守る熱中症対策商品としての普及を目指し、新しいアイテムの開発をすすめている。
「RAFREX」の帽子は機能面だけでなく、ファッション性の高さも特徴の一つで、ブランドロゴマーク入りのキャップは、スポーツシーンだけでなく、タウンユースアイテムとしても活躍する。
■レモネードカラーが映えるキャップとトートバッグが登場
初回コラボレーションとして登場するのは、国内に80店舗以上の専門店を運営するレモネードのトップブランドLEMONADE by Lemonicaとの共同企画による、「レモニカコラボレーション キャップ」と「レモニカコラボレーション トートバッグ」。
レモニカならではのレモネードカラーが、暑い夏のファッションに華を添える。
【レモニカコラボレーションキャップ】
サイズ:58cm(約56〜60cm)
素材:ポリエステル100%
※UVカット率99.9%、撥水加工
【トートバッグ大】(2種類のデザイン)
サイズ:縦37cm x 横34cm x マチ13cm
素材:ポリエステル100%
【トートバッグ小】(2種類のデザイン)
サイズ:縦20cm x 横30cm x マチ10cm
素材:ポリエステル100%
同商品は8月13日より、羽田空港内ラディクールポップアップ・ストアにて販売している。ポップアップ・ストアは羽田空港第1ターミナル2階 Cゲート前、羽田空港第2ターミナル2階 時計台5番前付近に開設。9月下旬までの予定。
また、レモニカ公式アプリ「レモニカアプリチューモン」内オンラインショップ、一部のレモニカ店舗でも販売中だ。
■国内でも活躍の場を広げる新素材「ラディクール」
同社が独自開発した素材「ラディクール」には、新開発した「放射冷却メタマテリアル技術」を導入。
「放射メタマテリアル技術」とは、物体からの熱放射を、大気にほとんど吸収されることのない領域である「大気の窓」と呼ばれる波長帯(8μm~13μm) に集約させ、地球の熱を宇宙空間へ放出させる技術。ゼロエネルギーで物体を冷却する世界初の技術として、科学雑誌「サイエンス」英国の経済雑誌「エコノミスト」に掲載され、世界的な関心を集めている。
国内では2020年に「羽田空港の駐車場連絡通路の屋根」に反射フィルム、窓ガラスに透明フィルムを施工したところ、-8.3℃の実績を得た。
また、独自に自動車のルーフに同フィルムを貼り車体の表面温度計測を実施したところ、未施工で41.2℃、施工済は18.5℃(外気温15℃)、また、同素材を用いた塗料を使用した車内温度の計測では、無塗装では47.5℃、塗装済では28℃(外気温22℃)だった。
世界初の新素材を採用した新しいアイテムで、まだまだ続く残暑を乗り越えたい。
ラディ クール ジャパン:https://radi-cool.co.jp/smarts/index/0/
(hachi)