DIOR「ウィンター 2021-2022 メンズ コレクション」ビジュアル公開

ファッションに敏感な大人の照準は、秋を越えて、すでにウインターシーズンへ。

■現代アーティスト ピーター・ドイグとのコラボ

ディオールは、「ウィンター 2021-2022 メンズ コレクション」のキャンペーンビジュアルを公開した。

「ウィンター 2021-2022 メンズ コレクション」で、デザイナーのキム・ジョーンズ氏は儀式のための装いを、現代アーティストであるピーター・ドイグ氏とのコラボレーションによって新たな視点から捉えた。

フォーマルウェアは、魅惑的なインスピレーションの源であり、これまでもメゾンのヘリテージを参考に様々な解釈を加えてきた。どのルックもアトリエの卓越したクラフツマンシップを賛美し、ピーター・ドイグ氏の絵画が持つ独特の魅力を讃えるものだ。

■写真家ラファエル・パヴァロッティが表現したもの

ラファエル・パヴァロッティ氏は、「ディオール ウィンター 2021-2022 メンズ コレクション」のキャンペーンに、実に見事にコンテンポラリーなひねりを加えてくれました。写真はまるで絵画のように、ピーター・ドイグ氏の世界に着想を得たカラーパレットで彩られ、モダンさと詩的でメランコリックな様子が融合しています

とキム・ジョーンズ氏はコレクションを撮影した写真家について語る。

ピーター・ドイグ氏とのコラボレーションによって生まれた比類のないアイテムが、ラファエル・パヴァロッティ氏のレンズを通して表現されている。

彼の魅惑的な美学を謳い上げるように、シルエットを完成させる詩的なアクセントになっているのは、ドイグ氏の描く人物が身に着けていたスタイルからインスピレーションを得て製作したハットやベレー帽。

尽きることのないクリエイティビティを表現しているこれらのハンドペイントの作品は、想像の限界を超えるような仕上がりだ。

■さまざまなアートとの対話により生まれたデザイン

最後のタッチを加えるアクセサリーもまた、このアーティスティックな出会いを体現している。

今シーズンの「サドル」バッグは、メタリックな刺繍のカンティーユを施したバージョンや、優美なカムフラージュ モチーフを纏って登場し、チョコレート、コニャック、デニムといったリッチな色合いで展開。

このアイコニックなカムフラージュ モチーフは「ディオール エクスプローラー」ブーツにもあしらっている。

ユン・アンによるジュエリーは、メンズワードローブの大胆なエンブレムとして、ルネサンス期のカメオと将校の勲章にオマージュを捧げるもの。

新たなアーティストとの対話によって生みだされたキム・ジョーンズ氏の世界は、時代やコードをも超越しているようだ。

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公式サイト:https://www.dior.com

(冨田格)