サウナー必読!専門誌 Saunner+ 復刊 サウナライフを満喫のヒント満載

これを読めばサウナに行きたくなること確実!?

磯村勇斗

■伝説のサウナ専門誌が復汗!

サウナを愛してやまない「サウナー」のための本、現在のサウナブームの火付け役となった伝説のサウナ専門誌『Saunner』(2014年、小学館刊)が、7年の時を経て『Saunner+(サウナープラス)』としてついに復汗(刊)した。

コロナ禍による危機を超え、ブームを超え、日本のサウナの未来を考えるというテーマのもと、パワーアップしての再登場だ。

日本初のサウナ専門誌『Saunner』の発売から早7年。この間に、サウナをめぐる環境は大きく変わった。次々に新しい施設が誕生し、メディアやSNS上でサウナが話題になることも増えた。

サウナブームといわれる今、日本のサウナシーンはどうなっているのか?

『Saunner+』では、愛され続ける老舗から聖地、次世代銭湯サウナまで、その現場を徹底取材。店やユーザーのリアルな“声”から「これからのサウナ」はどうあるべきかを考えた結果、特集のタイトルが「サウナって、もっと日常だ!」に決まった。

■誌面には“サウナ愛”が充満

『Saunner+』には、サウナが生活に不可欠なものになった有名人二人の“サウナ愛”を紹介している。

まずは表紙にも登場している俳優の磯村勇斗。

冠番組『サウナーーーズ』(WOWOW)7月スタートのドラマ『サ道2021』(テレビ東京)に出演

すでにサウナは僕にとって日常の一部ですが、人を幸せにしてくれる場所だと思います。五感を解放し、気持ちよさを全身で味わう。ひたすら自分に集中する。体と心に積もった“何か”が溶けて流れていく。これにより翌日のモチベーションも高まります。気持ちの切り替えもできますね

もう一人は「モテクリエイター」として活躍するインフルエンサーのゆうこす。

タレントのほか、実業家としての顔も持つ。

いつも大量の情報と触れ合っているので、スマホから離れて情報を遮断するのは私にとって、とても貴重な時間。サウナに入って、気持ちをリフレッシュすることで、次のスタートが切れると思うんです。入ってシャキッとさせる感じ。頭がよく回る気がするんですよ

他にも『Saunner』第1弾で圧倒的な反響を呼んだメンバーが再集結の「プロサウナー座談会」や、サウナ施設の紹介もボリューム満点。

老舗サウナ「湯乃泉 草加健康センター」(埼玉県)、「サウナ錦糸町」(東京都)が愛され続ける理由、聖地「サウナ しきじ」(静岡県)の最新レポートから、「黄金湯」「改良湯」(ともに東京都)など次世代銭湯サウナの店主インタビュー、北海道・四国・九州の知られざるローカルサウナ巡りなど、全48施設を掲載している。

サウナーなら知っておきたい情報が満載の一冊だ。

SJ MOOK
『Saunner+(サウナープラス)』

公式サイト:https://www.shogakukan.co.jp/books/09104252

(冨田格)