冬の到来とともに、チンクエチェントとの“甘い生活”が幕を開ける

クルマ界のアイドルこと「フィアット500(チンクエチェント)」に、ノスタルジックな雰囲気に満ちた華麗なる限定車「ドルチェヴィータ」が設定された。

限定台数は、ハッチバックとカブリオレを合わせて合計275台。ロマンチックな季節の到来とともに、日本に上陸する。

モデル名の「ドルチェヴィータ(Dolcevita)」とは、イタリア語で「甘い生活」の意。フェデリコ・フェリーニ監督のイタリア映画『LA dolce vita』(1906年、邦題:甘い生活)によって一躍広まったこの言葉は、大人のアバンチュールや快楽主義的な志向を象徴している。

今回の限定車「500/500C ドルチェヴィータ」は、日常を華やかにするデザインや上質な装備を採用し、現代版の“甘い生活”を表現したモデルとなる。

デザインは、『LA dolce vita』時代の美しくも儚い雰囲気のビーチから着想。クロームのエンジンフードラインやミラーハウジング、車体を取り囲むレッドライン、ホワイト&シルバー塗装の専用16インチアルミホイールなどによって、小粒ながらも優美な佇まいを演出している。

ボディカラーには、人気の「ボサノバホワイト」を採用。カブリオレの「500C」では、パラソルをイメージしたブルー×ホワイトの専用ストライプ・ソフトトップが組み合わされる。

インテリアはアイボリーを基調とし、ナチュラルウッドの専用インパネ、ポルトローナフラウ製のアイボリー&レッドパイピング付レザーシート、専用フロアマットを採用し、エレガントで上質な移動空間を作り出している。

パワートレーンは、いずれも1.2Lの直4エンジン(69ps/102Nm)に、START&STOPシステム付きの5速シーケンシャルを組み合わせる。燃費はWLTCモードで「500」が18.0km/L、「500C」が17.5km/L。

■グレードおよび価格
500 ドルチェヴィータ(限定175台)=265万円
500C ドルチェヴィータ(限定100台)=289万円

(zlatan)

画像元:FCAジャパン