日本初となるG20サミットが開催された大阪。
各国の首脳陣をもてなした味わいを、堪能してみたい。
■テーマは「大阪」
昔から大阪は菜庭(なにわ)、魚庭(なにわ)と称し、また天下の台所と言われてきた。現在も各地から多くの食材が集まる大阪が、日本初のG20サミット会場に選ばれたことから、料理のテーマを「大阪」とし、大阪産をはじめ関西圏の食材を中心に様々な趣向を凝らし、各国の首脳陣に日本や大阪を感じてもらえるよう、1日目は「洋 コース」を、2日目は「和 松花堂弁当」を提供。
今回のG20大阪サミットで各国首脳が味わった料理を、レストラン・パーティ・ウエディングで、7月16日(火)より提供される。
■洋 コース
前菜:大阪産の小松菜のピューレで川をイメージし、コルネしたパンプキンに鯛のすり身、枝豆、福島県産のお米を米粉にしたもので食感を良くした鯛のテリーヌを詰めたものを船に見立てて、古くから「水の都」として発展してきた大阪を表現。
主菜:ほうじ茶で福島産米と十六穀をリゾットのように炊き、大葉で巻いて丹波地鶏でロール状に。茶筅に見立てた花ズッキーニの中には豆腐と塩麹と合わせ詰めて揚げて、抹茶塩でいただく、大阪堺で生誕した茶聖「千利休」をイメージした料理。
デザート:大阪名物のミックスジュースをモチーフに、バナナケーキに生クリームをのせ、フルーツクリームをコーティング。きな粉のクランブルをトッピングし、「和」の要素を取り入れた。
料金:18,500円(税金・サービス料別)※10日前までの予約要
提供会場:イタリア料理「バジリコ」、宴会場(パーティ・ウエディング)
■和 松花堂弁当
大阪産の食材の魅力を広く知ってほしいと思い、「なにわ黒牛」「河内鴨」「なにわワインたまご」、大阪産の鱸と食材にこだわった松花堂弁当。
「なにわ黒牛」は、味噌漬けにすることで肉質もよりやわらかくなり、味噌の風味と合わせて楽しめる一品。コーススタイルではなく、松花堂弁当での提供のため、「河内鴨」は冷めても美味しく食べられるよう、ロース煮に。
デザートは、見た目も楽しんでもらいたいと思い、大阪のソウルフードであるたこ焼きをモチーフにし、黒糖を使いコクを出したガトーショコラを、ルビーチョコレートを合わせた白餡でコーティング。食後のお茶との相性を考えたデザートだ。
料金:23,500円(税金・サービス料別)※10日前までの予約要
提供会場:日本料理「彩」
考え抜かれた大阪の味を、我々も是非試してみたい。
【ハイアット リージェンシー 大阪】
URL:ハイアット リージェンシー 大阪
※ランチタイム、ディナータイム問わず、営業時間内で提供可能
※G20大阪サミット ワーキング・ランチの会場で提供されたアルコールドリンク(2種・1杯ずつ)、ソフトドリンクのフリーフロー付
※ベジタリアン・ハラール・魚抜き・肉抜きメニューも可能
(田原昌)