御岳山のオオカミ信仰を追う。アウトドア体験イベント「JACK WOLFSKIN DISCOVERY CLUB」開催

豊かな森林の象徴であり、日本では絶滅してしまった狼。

ドイツのアウトドアブランド「ジャック・ウルフスキン」が、アウトドアアクティビティ体験イベント「JACK WOLFSKIN DISCOVERY CLUB」の2024年イベントプログラムを4月から開始する。

初回は4月20日(土)、「ジャック・ウルフスキンとめぐる 東京に残るオオカミ信仰の足跡」をタイトルに、東京・御岳山を歩くトレッキングイベントだ。

ジャック・ウルフスキンのアウトドア体験イベント

「JACK WOLFSKIN DISCOVERY CLUB 2024」は、アウトドアを楽しみ、自然の大切さを体感しながら新しい経験や自分を発見するイベント。

2023年よりスタートした、環境保全を目的とした取り組み「WOLFUND(ウルファンド)」の一環として行う。

2024年の舞台は、オオカミ信仰が残る日本各地の山域。そもそもジャック・ウルフスキンは、創業者のウルリッヒ・ダウズィン氏が学生時代にカナダ・ユーコン川で聞いた狼の遠吠えからインスピレーションを得たブランドだ。

“手付かずの自然”の象徴として、狼の足跡(PAWマーク)をトレードマークとして採用。狼の毛皮のように、どのような環境や天候でも快適に過ごせるアウトドアギアの開発を目指して生まれた。

初回は青梅市・御岳山を舞台に、オオカミ信仰が根づく山や里で人々が狼と共生していた追憶の歩みをたどる。

8:30にJR御嶽駅に集合した後、御岳平、武蔵御嶽神社、御岳山山頂(大口真神社参拝)、天狗岩、ロックガーデン、綾広の滝などをめぐって16:30頃に解散する。

料金は参加費のみのプランと、Tシャツセットのプランがある。ライトハイクにおすすめの軽量シリーズ「プレライト」から登場した「プレライト トレイルTシャツ」は、優れた吸水速乾機能や、におい分子の構造を変化させる特殊加工で、汗ばむ季節を快適に過ごせる。

ガイドを務めるのは低山トラベラー/山旅文筆家の大内征(おおうち・せい)氏。

宮城県出身の大内氏は、歴史や文化をたどりながら日本各地の低山・里山をたずねる“歩き旅”を通し、自然の営み・人の営みに触れるローカルハイクの魅力を探究している。

高山のピークハントだけではない“知的好奇心をくすぐる山里の歩き旅”の楽しさを、文筆・写真・講演などで伝えている。

NHKラジオ深夜便「旅の達人~低い山を目指せ!」などの番組出演のほか、登山誌・一般誌・新聞などの寄稿・連載も多数。講座やスタディツアーの講師を務めるなど、多角的に活躍している。

「JACK WOLFSKIN DISCOVERY CLUB」では、アウトドアアクティビティを通じて環境保全活動の啓蒙を行う体験イベントを年3~4回開催予定。

参加費の一部はイベントが行われる近郊の環境保全団体に寄付され、地域の環境保全活動に役立つほか、地域の中学・高校生らを無償で「DISCOVERY CLUB」に招待し、未来の人材育成にもつなげていく。今後の開催予定にも注目したい。

「JACK WOLFSKIN DISCOVERY CLUB 2024 Vol,05」
イベントタイトル:「ジャック・ウルフスキンとめぐる 東京に残るオオカミ信仰の足跡」
開催日時:4月20日(土)8:30~16:30終了予定
開催山域:東京都・奥多摩 御岳山
所在地:東京都西多摩郡奥多摩町梅沢187
募集定員:最大20名
参加費:5,500円(ガイド費込/税込)、8,500円(ガイド費+Tシャツ付き/税込)
申込サイト:https://jackwolfskindiscoveryclub2024vol5.peatix.com

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000013.000046866.html

(SAYA)

※参加費にはケーブルカーや路線バスなどの交通費、駐車場代は含まれない
※ペットと一緒の参加は不可