資生堂の元会長の名書『文化資本の経営:これからの時代、企業と経営者が考えなければならないこと』が復刊

NewsPicksパブリッシングが、1999年に初版が刊行された『文化資本の経営:これからの時代、企業と経営者が考えなければならないこと』(著者:福原義春/文化資本研究会)を12月26日(火)に復刊した。

社会で実績や経験を積んできたビジネスパーソンにこそ読んでほしい一冊だ。

「文化」をビジネスの主役に。福原義春さんの名書が復刊

福原義春さんは、2023年8月に92歳でこの世を去った資生堂の元会長。彼は資生堂のグローバル展開を牽引したほか、多岐にわたる文化活動の功績でもよく知られている。

1999年に刊行された書籍『文化資本の経営:これからの時代、企業と経営者が考えなければならないこと』の中で、福原さんは「いま時代は経済資本だけの世界から、文化資本という新たな概念を取り入れるべき時に入っていると考えています」と時代の流れについて指摘した。

福原さんは、「経済資本が充実していれば新しいことができる時代」から、「培った経験やアイデア、技術を文化資本化することで経済資本を動かす時代」へと時代が変化しつつあると主張。

また、すでにそうした企業が出現していることを述べ、日本においても文化資本や技術を生かす企業とそうでない企業では大きな違いが生まれるであろうと予測した。

多くの著名人・経営者が同書を絶賛!

福原さんが同書を世に送り出してから、もう四半世紀が経とうとしている。

NewsPicksパブリッシングでは、改めて福原さんの声や考えを多くの人の目に留めるべく、『文化資本の経営:これからの時代、企業と経営者が考えなければならないこと』の復刊を決めた。

同書では、社員・会社・地域の「見えない資本」から価値を生み出す“普遍の原則”について解説。具体的なテーマとして、社員の「知恵や感性」の重要性、異なる文化の出会いや対立することの意義、暗黙知の形成などを取り上げている。

また復刊を期に、経営学者の入山章栄氏、エール取締役の篠田真貴子氏ほか、数々の著名人や経営者が同書に対してポジティブなコメントを寄せた。このことからも、同書が現代ビジネスにおいていかに重要なテーマに触れているかがうかがえるだろう。

時代の流れ、そして今の経済に対する教養を深めたい人は手に取ってみてほしい。

文化資本の経営:これからの時代、企業と経営者が考えなければならないこと
著者:福原義春/文化資本研究会
定価:1,980円(税込)
発行:NewsPicksパブリッシング
版型:46判並製・256ページ
購入ページ:https://www.amazon.co.jp/dp/4910063358

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000248.000010548.html

(IKKI)