【まとめ】北の大地を満喫しよう、グランドオープン&季節のプランで楽しめる旬の北海道ホテル5選

これから秋冬シーズン、北海道では雪景色や紅葉など広大な大地が広がるからこそ見られる絶景が楽しめる。まだ間に合う秋のプランのある施設や、グランドオープンした注目ホテルを5つ紹介したい。

目次
まだ間に合う、札幌の奥座敷・定山渓温泉の紅葉満喫プラン
オホーツクの自然満喫、北海道でヴィラ・サウナ施設が誕生
小樽の1棟貸しヴィラ、北海道でのリアルな暮らしを体験
函館「赤レンガ倉庫」で宿泊、豪華なディナープランも
ニセコに12月開業、リラクゼーションと美食の極上体験

まだ間に合う、札幌の奥座敷・定山渓温泉の紅葉満喫プラン

野口観光マネジメントが手掛ける北海道札幌市の「章月グランドホテル」は、紅葉が見られる秋に最適なプランを用意している。これらのプランでは、北海道でしか見られない自然美と旬の料理を最大限に満喫することができる。

「章月グランドホテル」は、札幌の奥座敷として知られる定山渓温泉に位置している。渓谷や深い森に囲まれた美しい環境下で、温泉やリラクゼーションなどでゆったり過ごすには最適な場所だ。

同ホテルでは、北海道外の人向けの「高層階確約(5階以上)プラン」を用意している。このプランでは、5階以上の高層階の客室を確保しており、紅葉期間中は迫力ある景色を満喫することができる。

定山渓の紅葉は、10月中旬から見頃を迎える。秋の美しい景観をホテルの高層階から独り占めできる特別なプランと言えるだろう。

9月から始まった「秋膳プラン」では、旬の美味しい食材が豊富に使用される。特に「アワビのシャンパン鍋」は、アワビの豪華な風味を堪能することができる。北海道の食材を使用した秋の味覚を存分に楽しめるコースとなっている。

また、「章月連泊プラン」では、2泊目の夕食に同ホテル最上級の「金の月膳」が用意される。コースは適宜変更されるが、魚料理のメインディッシュには伊勢エビが使われる。

「章月グランドホテル」での滞在は、絶景と美食、贅沢なひとときが待っているだろう。

札幌・定山渓温泉 章月グランドホテル
所在地:北海道札幌市南区定山渓温泉東3-239
公式サイト:https://www.shogetsugrand.com/

オホーツクの自然満喫、北海道でヴィラ・サウナ施設が誕生

北海道網走市に位置する「北天の丘 あばしり湖 鶴雅リゾート」では、9月から新たなヴィラ・サウナ施設「HILLTOP VILLAGE IZUBA」をオープンした。フィンランド式サウナが設置されており、古代オホーツク文化と自然との調和をテーマに、非日常なリゾート体験が味わえる施設となっている。

「HILLTOP VILLAGE IZUBA」は、5つのヴィラ棟とサウナで構成されている。古代オホーツク人の生活文化の継承、融合をコンセプトとしており、建物などは北方民族の伝統的な家屋からインスピレーションを得てデザインされた。

全5棟のヴィラは、3つのツリーハウス付き客室、2つのファミリータイプの2タイプの客室から選べる。ツリーハウス付き客室では、備え付けの天体望遠鏡で夜間に星空観察を楽しむこともできる。

食事は、オホーツクの自然の恵みを活かしたアウトドア風の料理が用意されている。新鮮な魚介のアヒージョ、ダッチオーブンで作るアクアパッツァなど、地元の素材をふんだんに使用。特に専用グリルを使った料理は、キャンプのような雰囲気も味わえるようになっている。

男女共用のフィンランド式サウナは、水着を着用して利用することができる。内部にはオートロウリュが楽しめるハイパワーストーブが配置され、リラックスした雰囲気でサウナを楽しめる。

北海道・オホーツクの自然とアウトドア体験を満喫できる「HILLTOP VILLAGE IZUBA」は、サウナーにとって魅力的な場所と言えるだろう。

北天の丘 あばしり湖 鶴雅リゾート内 「HILLTOP VILLAGE IZUBA」
所在地:北海道網走市呼人159番地
公式サイト:https://www.hokutennooka.com/izuba/

小樽の1棟貸しヴィラ、北海道でのリアルな暮らしを体験

三五工務店が手掛ける「山郷 春 Villa -SHUN-」と「山郷 香 Villa -KAORU-」は、北海道小樽市にある1棟貸しのヴィラだ。7月にオープンし、北海道で暮らしているかのようなリアルな体験を楽しめる宿だ。

北海道産木材を使用した、自然の温もりと美しさが伝わる設計が特徴。滞在中は部屋から見える森を見ながらゆったりとくつろぎ、北海道の魅力を堪能することができる。

ヴィラは山間にあるが、車を数分走らせると海に行くことも可能。登山やマウンテンバイクの他、マリンスポーツや海水浴、夜景鑑賞まで多彩なアクティビティに最適な場所と言えるだろう。

「山郷 香 Villa -KAORU-」では、屋外にバレルサウナが設置されており、自然の中でリラックスできる。

「山郷 春 Villa -SHUN-」は、ハイグレードな内装と大きな窓からの美しい森の景色を楽しみながら、冬には薪ストーブで暖を取ることができる。「山郷 香 Villa -KAORU-」では、バレルサウナや五右衛門風呂、焚火台を備えた屋外の空間で、自然の中でリラックスして過ごせる。

家具やアメニティには質の高い国産の素材が使用され、地元の地酒、地ビール、ワイン、コーヒーなどもサービスで飲むことが可能。内装は高気密で高断熱な素材を採用しているため、夏は涼しく、冬は暖かい中での滞在を楽しめるのも魅力だ。

四季折々で美しい自然を満喫できる「山郷 春 Villa -SHUN-」と「山郷 香 Villa -KAORU-」で、北海道で暮らすという特別なひとときを過ごしてみてほしい。

山郷春 Villa -SHUN- 山郷 香 Villa -KAORU-
所在地:北海道小樽市春香町2-13
公式サイト:https://mt-sango.com/villa/

函館「赤レンガ倉庫」で宿泊、豪華なディナープランも

バリューマネジメントが運営するブティックホテル「NIPPONIA HOTEL 函館 港町」は、歴史的建造物を活用した独自のデザインとコンセプトで注目を浴びている。2022年には「iFデザイン賞」を受賞しており、訪れる客にユニークな宿泊体験をもたらしてくれる。

「NIPPONIA HOTEL 函館 港町」は、函館有数の観光スポット「赤レンガ倉庫」を活用。「赤レンガ倉庫」は明治時代からの歴史を持ち、函館のシンボルの1つであるが、近年は長らく放置されており、立て替え案も検討されていたという。

その中でバリューマネジメントは、倉庫の外観を維持しながらリノベーションするという大胆なアプローチを実施。その結果、現代的で魅力的なホテル「NIPPONIA HOTEL 函館 港町」が誕生した。

ホテルの内部は北欧のシンプルでモダンなデザインが特徴で、暖かみと快適さを兼ね備えている。客室からは函館運河を一望でき、港町ならではの美しい風景を楽しむことができる。

また、シェフ特選コースを楽しむ2食付プランを11月30日(木)までの期間限定で用意。旬の秋鮭のミキュイ、道南産蝦夷鹿の一品、くりりんかぼちゃと七飯りんごのミルフィーユ、函館牛乳のアイスクリームなど、地元産の新鮮食材を活かした豪華なディナーが味わえる。

「NIPPONIA HOTEL 函館 港町」で、歴史的建造物に宿泊できる特別な体験を堪能してみてはいかが。

NIPPONIA HOTEL 函館 港町
所在地:北海道函館市豊川町11-8
公式サイト:https://www.vmg-hakodate.com/

ニセコに12月開業、リラクゼーションと美食の極上体験

H-SUMMITは、ホテル「MUWA NISEKO」を12月15日(金)に開業する。これに合わせ、10月から北海道・ニセコの魅力を味わえる特別プラン「Design Your Own Wellness Package」の販売を始めた。

「MUWA NISEKO」は、自然と調和するリゾートとして、訪れる人に五感を刺激する格別な体験をもたらしてくれる。特別プランでは、インフィニティ温泉、SPA、ダイニングで利用可能なホテルバウチャーが含まれており、極上のウェルネス体験を楽しめる。

「Design Your Own Wellness Package」は12月15日(金)から2024年2月7日(水)までの期間限定で、3泊の滞在ごとに121,500円相当のホテルバウチャーが利用できる。客室タイプはデラックスツインルームからエグゼクティブ4ベッドルームスイートまで幅広く用意されており、少人数から8人まで幅広いシーンに合わせた滞在が可能だ。

ホテル内には、2つのダイニングを用意。薪火を使ったイタリア料理が味わえる「HITO by TACUBO」は、ミシュランガイド東京の一つ星レストラン「TACUBO」のオーナーシェフがプロデュースした。

すき焼きやしゃぶしゃぶが楽しめるファインダイニング「日山」も、ミシュランガイド東京の一つ星を持つ老舗レストランだ。いずれのダイニングでも、格別な美食体験が堪能できるだろう。

自然とリラクゼーション、美食が楽しめる「MUWA NISEKO」で極上体験を味わってみてほしい。

MUWA NISEKO
所在地:北海道虻田郡俱知安町ニセコひらふ1条3丁目204番地19
公式サイト:https://www.muwaniseko.com/

これから冬支度を始める北海道には、秋から冬にかけてこそ味わえる魅力がいっぱいだ。今回の記事を参考に、自分自身に合わせた北海道旅を計画してみてはいかが。

(永井瑞穂)