名残を惜しむ秋の味わい。都会の茶室で気軽に茶事を愉しむ「南青山 即今」の秋のコース

表参道の茶事レストラン「南青山 即今(そっこん)」では、近代茶人の一人、根津嘉一郎が開催したとされる「青山名残茶会」の料理を再現した、秋の「即今コース」を10月3日(火)より販売する。

また、10月9日(月)と10月14日(土)に、人数限定で茶事の愉しみが学べる2つのイベントも開催。茶事を知り、親しむことができる10月だ。

表参道の隠れ家茶事レストラン「南青山 即今」

同店は、茶道宗和流十八代の宇田川宗光氏が監修する茶事レストランで、茶室で楽しむ薄茶、広間でくつろぎながら味わう茶懐石、茶事×カクテルの新体験が愉しめる。

茶懐石料理は、加賀料理店で修業後、実父が営む出張茶懐石料理店「いわや」で茶懐石料理を30年以上携わってきた、板長の岩谷博一氏が腕を振るう。

茶事は、元来お点前だけではなく、亭主との会話や季節の料理を楽しむことも目的の一つにしている。同店は初めて茶事を体験する人はもちろん、すでに親しんでいる人にも、新しい発見に満ちた時間を与えてくれる茶事レストランだ。

「青山名残茶会」の料理を再現した秋のコース

10月は、前年の茶を飲む最後の月として、名残を趣向とした茶事が多く行われる。

今回、同店で再現する「青山名残茶会」とは、「青山」と号して茶道を愛好していた近代茶人の一人、根津嘉一郎が大正11年10月に開催したとされる茶会のこと。同店のコースでは、鶉や鮎の子、むかごなど、秋を感じる食材を使いつつ、名残を惜しむ詫びた茶事となる。

「青山名残茶会」を再現した同コースは、同店オリジナルカクテルの「深雪山」などを含め、1人15,000円となる。

「茶事」を知り、体験する勉強会

茶事の愉しみをもっと多くの人に知ってほしいという思いから、10月に2つのイベントを開催する。いずれも講師は、茶道宗和流十八代家元の宇田川宗光氏だ。

「数寄勉強会 嘯風会(茶入)」では、茶事の道具のなかで、抹茶を入れておくための器であり、国や形、時代と共に変遷する「茶入」の魅力について学ぶ。

場所は三鷹の茶室「一枝窓(いっしそう)」にて、10月9日(月)14時より開催する。参加費は4,000円だ。

また、同じく「一枝窓」にて、茶事の愉しさを解説付きで体験する「茶事勉強会 正午の茶事」を開催。日時は10月14日(月)12時より、参加費は20,000円となる。

秋も深まり、茶の湯の世界では名残を惜しむ10月。茶事の世界を体験してみては。

南青山 即今
所在地:東京都港区南青山5-12-4 全菓連ビル B1F
営業時間:11:30~15:00、17:00~22:00 ※事前予約制
定休日:水曜日
公式サイト:https://www.sokkon.jp/

一枝窓
所在地:東京都武蔵野市関前4-10-12
嘯風会 予約サイト:https://coubic.com/hiecal/757203/express?selected_slot=53866736&
正午の茶事 予約サイト:https://coubic.com/hiecal/422968/express?selected_slot=53467560&

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000098364.html

(田原昌)