デジタルとフィジカルの境界を横断しながら紙や印刷の新しい価値を体感する展示会が渋谷ヒカリエで展開

デジタルとフィジカルの境界を横断しながら紙や印刷の新しい価値を生み出すペーパーパレード社の視点を展示する「PAPER PARADE PERSPCTIVE(ペーパーパレード パースペクティブ)」が、10月12日(木)〜10月16日(月)の期間、東京・渋谷ヒカリエにて開催される。

どんな形や色が生まれ、どんな可能性に発展していくのか。ペーパーパレード社が発信する、少し先の未来を見つめていく独自の視点を体感しよう。

「PAPER PARADE PERSPCTIVE」東京・渋谷で開催

同展を開催するペーパーパレード社は、“デジタルとフィジカルの境界を横断しながら紙や印刷の新しい価値を生み出すこと”をテーマにし、産業構造の変化に伴って未来に引き継ぐことが難しくなってきている技術をすくいあげ、新しい可能性を見出し、提案するデザイン会社だ。

その原点は「紙や印刷の可能性を探ること」。同社は、紙と印刷、このふたつの要素に新しい要素を組み合わせることで、さらに多くの可能性へとつながっていくと信じ制作活動を行ってきた。

同展では、これまでの同社の10年以上に及ぶ紙の可能性の研究や実装を同社の視点(Perspective)として、アウトプットのみならずその実験の過程や、結果に至るまでの思考などについて展示する。

同社がこれまで挑戦してきた数々のトライアルの中から、グラフィックや素材開発・伝統産業・サスティナブルといったさまざまな領域に紙の可能性を拡張することをテーマとして向き合った、8つの視点を軸に構成していく。

Papertype(紙活字)

その一つにあるのが「Papertype(紙活字)」。「紙活字」はすべてが紙でできた印刷用活字のこと。紙製のため活字表面を引っ掻く、叩くなどして凹凸をつけることで、印刷された文字に模様や質感を加えることができ、独特な印刷表現を可能にしている。

Paper Pebbles(紙の小石)

「Paper Pebbles(紙の小石)」は、合紙の積層を小石のように表現したアート作品。紙の色や種類や貼り合わせ方、削り方の違いによってさまざまな表情が生まれ、ひとつとして同じものは存在しない。

Brand Paper(ブランドペーパー)

「Brand Paper(ブランドペーパー)」では、ブランドの理念を体現する紙を選定し、“ブランドペーパー”と定めた。その紙が持つ色や風合いを軸にブランドカラーの設定やツール制作等を展開する、ペーパーパレード社独自のブランディング手法だ。

これらに、「Origami Shikki(折り紙漆器)」「Paper Twist(紙の糸)」「Paper Pigment(紙顔料)」「Paper Mold(紙の型)」「Super Moon(印刷の宇宙)」を併せた計8つのテーマからなるペーパーパレード社独自の作品群が揃う。

デジタルの進化により需要が減ってしまった紙や印刷の在り方や魅力を、同展を通して再確認してみよう。

PAPER PARADE PERSPCTIVE
会期:10月12日(木)〜10月16日(月)
時間:11:00〜20:00 ※最終日は17:00まで
会場:8/ COURT 東京都渋谷区渋谷2-21-1 渋谷ヒカリエ8F
料金:入場無料
URL:https://www.hikarie8.com/court/2023/09/paper-parade-perspective.shtml

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000015.000057221.html

(hachi)