7年連続でミシュラン一つ星を獲得する「乃木坂しん」がリニューアル。ライブ感ある空間で味わう日本料理

東京・乃木坂の日本料理店「乃木坂しん」が、9月8日(金)にリニューアルオープン。

「現代の数寄屋」のコンセプトのもと、店舗デザインを手がけたのはパリで活躍する建築設計事務所「Atelier ÈS(アトリエ エス)」。以前よりもカウンターと調理場が近くなり、よりライブ感ある空間で日本料理を楽しめるようになった。

日本料理のおまかせコースにワインをペアリング

「乃木坂しん」は2016年オープン。銀座やパリの星付き日本料理店で経験を積んだ料理人の石田伸二氏と、名店の数々で経験を積んできたソムリエの飛田泰秀氏が出会い、開業した。

同店では、石田氏の故郷の徳島県産を中心に厳選した食材を使用。思いがけない食材の組み合わせで食べ手を驚かせる石田氏の料理に、ヨーロッパだけでなく世界各国のワインや日本酒を飛田氏が合わせる。そうした日本料理のおまかせコースにワインをペアリングさせるスタイルは、すぐさま食通や飲食業界で注目を集めた。

「現代の数寄屋」がコンセプトのリニューアル

「乃木坂しん」は、オープン初年度に「ミシュランガイド東京」で一つ星を獲得。翌年12月に発表された「ゴ・エ・ミヨ 2018年版」でも3トックの高評価で掲載された。

そんな同店が目指していくのは、ミシュランガイドでの二つ星と、新しい時代にむけて持続可能な飲食店モデルの確立だ。今回の改装は、同店にとってさらなるステップアップの第一歩となる。

パリの建築設計事務所によるデザイン

同店は、和・洋を融合した美意識や風流、好きなモノを揃えて迎える場所にしたいという考えから、改装のコンセプトを「現代の数寄屋」にした。

そして店舗デザインは、パリで活躍する野田真紅氏と吉川英冶氏が主宰する建築設計事務所「Atelier ÈS」が担当。アラン・デュカス氏の新しいチョコレート工場などの店舗デザインを手がける、人気建築設計事務所だ。

日仏融合を目指した「現代の数寄屋」というコンセプトをもとに、日本建築の様式を基本にしながらも元の建物にあったコンクリートの梁をむき出しにするなど、随所にモダン建築のエッセンスを配置したデザインになっている。

ライブ感が楽しめる

今回の改装によって、店内はカウンター6席と、椅子とテーブルの個室2部屋になった。接待での利用はもちろん、大人数での接待やイベントにも対応可能だ。

また、カウンターと調理場が近くなり、一体感が生まれたことで、よりライブ感を楽しめるようになっている。

カウンターと調理場の距離を近くすることは、店主の石田氏がもっともこだわった改装のポイントだ。これによって料理人同士、また料理人とサービススタッフとのコミュニケーションが円滑になり、これまで以上にクオリティの高い料理をゲストに提供できるようになった。

世界中から人・モノ・コトが集まる東京ならではの「出会い」を、料理を通じて感じてみたい。

乃木坂しん
所在地:東京都港区赤坂8-11-19 エクレール乃木坂1F
営業時間:17:30~23:00(最終入店21:00)
定休日:毎週日曜、その他不定休あり
料金:おまかせ 25,000円(税・サービス料別)から
公式サイト:https://www.nogi-s.com/
予約サイト:https://www.tablecheck.com/ja/shops/nogizaka-shin/reserve

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000128800.html

(田原昌)