倉庫を再生した角打ちバーと日本酒移動販売車が長野県にグランドオープン。奈良井宿の新たな観光スポットに

2021年秋に「suginomori brewery(スギノモリ・ブルワリー)」として再生した「杉の森酒造」が、日本酒の元旦である7月1日(土)に合わせ、長野・奈良井に「sagyobar(サギョーバー)by suginomori brewery」と、日本酒の移動販売車「suginomori wagon(スギノモリワゴン)」をグランドオープンする。

「sagyobar」は、酒蔵の向かいにある倉庫を改修した作業(sagyo)の場と、日本酒を楽しむ場(bar)が融合した空間となる。これまでにない斬新な空間で、同酒造自慢の日本酒を試してみてはいかがだろうか。

隣接する酒蔵で醸造したての日本酒を味わえる特別な場

今回新たにオープンする「sagyobar」と「suginomori wagon」では、奈良井宿を観光で訪れた人に隣接する酒蔵で醸造されたばかりの日本酒を楽しんでもらうだけではなく、さまざまなイベントを企画することで地域住民の集いの場としても活用していく予定だ。

あらゆる利用シーンを演出することで、同エリアの新たな観光スポットの一つになることを目指すという。

sagyobar

今回改修された倉庫はもともと、旧「杉の森酒蔵」の機材や業務備品を保管する場所として利用されていた。倉庫の建築はそのまま残しながらゲート部分を刷新し、照明や空調等の設備を新設。

店内の什器は、酒蔵でもよく使用される日本酒瓶を運ぶ外装容器「P箱」を活用する。さらに製造環境の向上のため、新たに日本酒保管用の冷蔵室も設置している上、梱包用段ボールの組み立てや出荷作業もできる空間へと生まれ変わった。

また、P箱のレイアウトを変えることで、作業場は角打ちスペースとしても利用できる。屋内に日本酒の移動販売車「suginomori wagon」を収容し、ここでしか楽しむことのできない限定メニューやオリジナルグッズなども販売する。

suginomori wagon

「sagyobar」に合わせて導入される「suginomori wagon」は、軽自動車を整備し、飲食営業許可を取得した販売車。車内には日本酒サーバーや冷蔵庫も搭載しており、常に最適な状態で商品を提供する予定となっている。

ワゴンでは同酒蔵の商品「narai」3種類(美山錦、金紋錦、山恵錦)の飲み比べセットや、一般販売は行っていない「narai」、冬の時期には熱燗の「narai」も提供予定のため、日本酒好きは足を運んでみて損はないだろう。

sagyobar by suginomori brewery
所在地:長野県奈良井755-1
営業時間:不定期営業 ※毎週金曜・土の13:00〜17:00はオープン
杉の森酒造株式会社 公式サイト:https://www.narai.jp 

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000094949.html

(kyoko.)

Photo by Yikin Hyo, Takatoshi Yamano