岸田内閣総理大臣がG7各国首脳や国際機関の長へ贈呈。「伝統漆芸 彩雅(いろみやび)万年筆」

広島県広島市「グランドプリンスホテル広島」で開催されたG7広島サミット。岸田内閣総理大臣は、G7各国首脳ならびに国際機関の長へ、セーラー万年筆の「伝統漆芸 彩雅(いろみやび)万年筆」計8本を贈呈した。

本記事では、卓越した日本の伝統工芸技術を用いて作り上げた同商品について詳しく説明したい。

伝統漆芸 彩雅 万年筆

伝統漆芸 彩雅 万年筆

日本の筆記用具業界の老舗

セーラー万年筆は1911年、阪田久五郎さんが、広島県呉市稲荷町にて創業。

1948年には国内初のボールペンを発表し、1958年には、カートリッジ式万年筆の特許を取得。その後、ミニ型万年筆、ふでペン、カラフル万年筆の「キャンディ」など次々と画期的なヒット商品を送り出してきた日本の筆記用具業界の老舗。また、日本製万年筆のパイオニアとしても有名だ。

「彩」と奥ゆかしい美しさ「雅」を色漆で表現した万年筆

同商品は、日本の伝統的な「彩」と奥ゆかしい美しさ「雅」を色漆で表現した万年筆で、軸材にエボナイトを使用し、その上に「石目塗」という漆の表面が石の肌のように凹凸になる漆塗り技法で色漆を何度も塗り、磨きあげた逸品だ。

セーラー万年筆が誇る超大型21金ペン先を搭載

ペン先にはセーラー万年筆が誇る超大型21金ペン先を搭載しており、重厚感とともに軽く柔らかな書き味を実現している。

ファーストネームまたはイニシャルがレーザーで彫られた特別仕様

また、今回の贈呈品のペン先には、各首脳のファーストネームまたはイニシャルがレーザーで彫られた特別仕様となっている。

世界で最も書き心地の良い万年筆

セーラー万年筆の21金ペン先は、アメリカの万年筆専門誌「PEN World」誌の読者投票で、世界で最も書き心地の良い万年筆のペン先として高く評価されている。

日本の伝統工芸技術を取り入れた「伝統漆芸 彩雅 万年筆」、日本人が誇れる逸品のひとつといえそうだ。

伝統漆芸 彩雅 万年筆
希望小売価格:187,000円
ペン先:21金、超大型、バイカラー仕上げ
蓋・胴・蓋栓・大先:エボナイト材、漆塗り
金属部品:金メッキ仕上げ
本体サイズ・重量:φ20×153.3mm(クリップ部含む)、32.0g
パッケージ:桐箱(156×207×49mm)
公式サイト:https://sailor.co.jp/

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000078.000044393.html

(角谷良平)

※価格は全て税込