横浜みなとみらいホール|4人の気鋭が贈る、誰も体験したことのない一夜限りのオルガンコンサート

パイプオルガン×ピアノ×エレクトロニクス×サクソフォンが響き合う。第2代ホールオルガニスト近藤岳氏がプロデュースするコンサート、「横浜みなとみらいホール」開館25周年記念「Dive into the Future」が、6月9日(金)の一夜限りで開催される。

チケットは現在販売中。席数が限られているため、早めにチェックしよう。

©平舘 平

©平舘 平

この日、ここでしか聴けない再現不能なライヴ

「ホール開館25周年にふさわしい、心躍るコンサートを」という想いからたどり着いたのは、既存のオルガン作品に、現代の音楽シーンを彩る多様な作品を各出演者のソロやデュオで織り交ぜ、クライマックスに出演者全員で即興を繰り広げるエキサイティングなプログラムだ。

同公演を企画するにあたり、かつてスガダイロー氏、有馬純寿氏と即興した際の感動が忘れられなかったという近藤岳氏が再共演をオファー。今回は横浜に縁があり、クリエイティヴな活動で知られる大石将紀氏を加え、パワーアップしたステージを繰り広げる。

過去~現代を行き来し、未来に飛び込む90分

バッハやペルトから、スガダイロー氏の自作自演、ロックを出自とするアヴァン・ポップの作曲家ヤコブTV氏、ポスト・ミニマルの作曲家フィトキン氏、アカデミックな電子音響音楽とポップスの間を揺れ動きながら劇伴でも注目を集めるパウゼ・カッティ氏まで、ソロやデュオで過去と現在を自在に往来した先に行き着くのは、未来に向かう即興演奏だ。

4人がそれぞれ奏でる音をキャッチして、筋書きのないドラマを展開する。

「横浜みなとみらいホール」大ホールの客席を囲んで設置する複数のスピーカーも、未知なる響きを生み出す装置のひとつ。会場でしか体験できない時空間を楽しもう。

クリエイティビティあふれる出演者たち

パイプオルガンの近藤岳氏は、オルガニスト、作・編曲家。東京藝術大学音楽学部作曲科卒業。2022年より「横浜みなとみらいホール」第2代ホールオルガニストだ。

©藤本史昭

©藤本史昭

ピアノのスガダイロー氏は、洗足学園ジャズコースで山下洋輔に師事、卒業後はバークリー音楽大学に留学。帰国後、ジャンルを越えた異色の対決を重ね、夢枕獏氏との共作や星野源の作品にも参加するなど、日本のジャズに旋風を巻き起こし続けている。

エレクトロニクスの有馬純寿氏は、エレクトロニクスやコンピュータを用いた音響表現を中心に、現代音楽、即興演奏などジャンルを横断する活動を展開。国内外の実験的音楽家や即興演奏家とのセッションや、美術家とのコラボレーションも多い。

サクソフォンの大石将紀氏は、クラシック音楽、特に現代音楽のジャンルで活躍し、これまでに数々の日本初演を手がけている。

一夜限り、一期一会のステージを体験しよう。

横浜みなとみらいホール開館25周年記念 Dive into the Future
会場:横浜みなとみらいホール 大ホール
所在地:神奈川県横浜市西区みなとみらい2丁目3-6
開催日時:6月9日(金)19:00開演(18:20開場)※休憩なし90分公演
料金:全席指定 2,500円(税込)
詳細・チケット:https://yokohama-minatomiraihall.jp/concert/archive/recommend/2023/06/2758.html

PR TIMES:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000973.000014302.html

(田原昌)