「ラグジュアリージャパンアワード2022」ホテル部門は北海道ニセコの「坐忘林(ざぼうりん)」が受賞

日本を代表する素晴らしい宿や地域を称える「Luxury Japan Award 2022(ラグジュアリージャパンアワード)」が初開催され、ホテル部門の大賞は北海道ニセコの「坐忘林(ざぼうりん)」が受賞した。

また、ホテル部門は「坐忘林」を含むベスト5が選定され、大賞のみとなるエリア・地域部門は、北海道の「ニセコエリア」が選ばれている。

坐忘林(北海道ニセコ)

坐忘林(北海道ニセコ)

世界に誇れる日本のラグジュアリーツーリズム

同アワードは、世界の富裕層にまだ知られていない日本のラグジュアリーツーリズムを広く伝えるべく、クレジットカード会社大手のクレディセゾンがスポンサード。総勢7名から成る審査委員会では、世界的建築家の隈研吾氏が審査委員長を務めている。

アワードの選考基準は、「世界の富裕層に訪れてもらいたいか」「多様な人々を迎え入れる取り組みをしているか(言語・食)」「持続可能な観光経営を目指しているか」の3点だ。

坐忘林(北海道ニセコ)

記念すべき第1回目の「ラグジュアリ―ジャパン ホテル of the year 2022」に輝いた「坐忘林」は、日本旅館の心とモダンで上質な快適さを追求した宿をモチーフとして、2015年6月に“何もない森の中”に誕生。

ヴィラタイプの全15室には専用の内湯と露天風呂が備わり、北海道の恵みをふんだんに使った「北懐石」や行き届いたホスピタリティによって、世界各国からの客人を迎え入れ、魅了してきた実績を持つ。

坐忘林(北海道ニセコ)

坐忘林(北海道ニセコ)

今回は客室・食・ホスピタリティの三拍子が揃っていることに加え、環境保護に対する取り組みが先進的であることも高く評価された。

ニセコエリア(ニセコプロモーションボード)

「ラグジュアリージャパン デスティネーション of the year 2022」に輝いた「ニセコエリア」には、数多くのラグジュアリーホテルが集積し、日本のパウンダースノー、通称ジャパウ(JAPOW)の魅力を世界に発信している。

ニセコエリア:Niseko Tourism | Alister Buckingham

ニセコエリア:Niseko Tourism | Alister Buckingham

そして、今日のニセコがあるのは、2007年の創設以来、国際的な通年・滞在型リゾートを目指して活動してきた「ニセコプロモーションボード」の貢献が大きい。400以上の個人・企業会員が加盟する同団体は、先駆的なDMO(デスティネーション マネージメント/マーケティング オーガナイゼーション)である。

その他、ホテル部門のベスト5は、「大谷山荘別邸 音信(山口県長門市)」「亀の井別荘(大分県湯布院)」「HakuVillas(北海道ニセコ)」「蓮華定院(和歌山県高野山)」がランクイン。いずれも世界の富裕層に“知られる前”に、すぐにでも訪れてみたいステイ先だ。

大谷山荘別邸 音信(山口県長門市)

大谷山荘別邸 音信(山口県長門市)

亀の井別荘(大分県湯布院)

亀の井別荘(大分県湯布院)

HakuVillas(北海道ニセコ)

HakuVillas(北海道ニセコ)

蓮華定院(和歌山県高野山)

蓮華定院(和歌山県高野山)

Luxury Japan Award 2022
公式サイト:https://ljtm.org/award2022

(zlatan)