京都、アジア太平洋地域初のヒルトン・ラグジュアリーブランドホテル誕生

そこに滞在するために京都に行く、そんなホテルが生まれた。

■鷹峯三山の麓に誕生したラグジュアリーホテル

ヒルトンのラグジュアリーブランド「LXR ホテルズ&リゾーツ」のアジア太平洋地域初進出のホテル「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」が開業した。

「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」は、「鷹ヶ峰」「鷲ヶ峰」「天ヶ峰」の三座を総称した鷹峯三山の麓に位置している。

敷地内には一級河川「天神川」が流れ、川のせせらぎが聞こえる静謐な空気が漂う場だ。天神川は、平安時代に川のほとりで紙を漉いた紙座があったことから、紙を漉く「漉(ろく)」という言葉をホテル名称の「ROKU」に名付け、鷹峯三山と天神川の自然に囲まれた土地独自の環境を表現している。

「Dive into Kyoto」をコンセプトに、知られざる京都の奥深い魅力に浸る唯一無二の体験と非日常のリラクゼーション空間を提供する。

ホテルのインテリアデザイナーには、アジアを拠点とし世界有数のリゾート地でラグジュアリーホテルの実績を多数持つ、BLINK Design Groupを日本で初めて起用。

本阿弥光悦の芸術村から着想を得た「Artist Residence(アーティスト レジデンス)」をコンセプトに、伝統的な京都のインテリアを現代的に解釈し、屋内と屋外の境界をなくし静けさが感じられる空間に仕上げた。

■「ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts」の特長

京都の伝統工芸とモダンが融合した客室

客室の壁紙の一部に使用している唐紙や、西陣織のアートワークなど、日本の素材が持つ魅力と職人技の巧妙さをシンプルに表現。客室の窓は、鷹峯三山の雄大で季節ごとに移り変わる景色を堪能できるよう全面ガラス張りに。客室に入る茶器は、階数によって異なる作家の作品を採用。訪れるたびに新たな京都の魅力に浸れそうだ。

五感を刺激する唯一無二のレストラン「TENJIN」

「自然・芸術・料理」をモチーフに、本阿弥光悦の琳派から着想を得た、独自の盛付技法など、鷹峯という地ならではのストーリーを料理の一皿一皿に表現する型にはまらない美しさを追求したフレンチを提供する。

自家栽培したハーブ、地元で育った野菜、その土地の自然が産んだ季節の木の実、果実などを多く使用、健康的で美しくドレスアップした料理をラインアップ。

和傘照明が目を引く店内のインテリアは、京都の伝統工芸である「竹細工」をテーマにアートワーク施し、落ち着いた雰囲気を演出している。

雄大な自然に溶け込む癒しのスパ「THE ROKU SPA」

「THE ROKU SPA」は、鷹峯三山に囲まれた、最もこの土地の空気を感じることができる空間。雄大な自然の景観を生かし、天然温泉を使用した屋外サーマルプール、フィットネス、トリートメントルームを擁している。

自然とのつながりにより自分自身が調和される「KYOTO ELEMENTS」のコンセプトのもと、心と身体を安らぎの時間へと導く。

まったく新たなラグジュアリーな時間を、京都で過ごせそうだ。

ROKU KYOTO, LXR Hotels & Resorts

所在地:京都府京都市北区衣笠鏡石町44-1
公式サイト:www.rokukyoto.com

(冨田格)