プロeスポーツチーム「REJECT」が本格アパレルブランドを発表

eスポーツの分野だけにはおさまらない胎動を感じる。

■本格アパレルブランド参入

2018年発足のプロeスポーツチーム「REJECT」。

主に世界的に人気なシューティングゲームタイトルを取り扱い、現在は「PUBG」「PUBG MOBILE」「COD MOBILE」「RAINBOW SIX SIEGE」「VALORANT」「IDENTITY V」の6タイトル7部門を保有。

モバイルシューティングゲームでは日本トップの実績を誇り、『PUBG MOBILE』部門は、同タイトルで国内最多となる6回の世界大会出場経験を誇る。

「REJECT」は、アパレルブランド「ALMOSTBLACK」を手がけるファッションデザイナー中嶋峻太氏をディレクターに迎え、ミリタリーウエアをベースに機能的でモダンなデザインに仕上げたアイテムを展開する本格的アパレルブランド「REJECT」をスタートした。

商品は全て、ユニセックス展開。ボディはオリジナルで製作し、ファスナーやポケットに至るまで細かく設計している。また生地は撥水性のある素材を使用するなど機能性にも優れている。

REJECT 商品ラインアップ


モッズコート 29,700円/M65ショートブルゾン 24,200円/6ポケットカーゴパンツ 17,600円/ユーティリティシャツ 16,500円/Tシャツ 6,930円

■「REJECT GAMING BASE」設立

アパレルブランド「REJECT」本格展開と時を同じくして、東京都内に「REJECT GAMING BASE」を設立し、新ブランドコンセプト「Road to Clutch」、それに伴う一連のクリエイティブの発表を行った。

「REJECT GAMING BASE」の地下1階は所属選手の練習や大会出場の拠点として、各部屋に高速回線を完備した完全防音の3ルームを擁し、選手たちが常にハイパフォーマンスを出せる環境を整えた。「REJECT GAMING BASE」の頭文字である「RGB」(光の三原色)を照明に取り入れた、日本有数のゲーミング空間となっている。

1階部分はコミュニティフロアとして選手とスタッフがコミュニケーションを図れる空間となっており、アパレル商品の展示スペースも設けている。その他、REJECTスタッフのワークスペースである2階オフィスフロアと、REJECTが発信するクリエイティブを創造する3階クリエイティブフロアを有している。

(左)地下1階 GAMING BASE(右)1階コミュニティフロア

新ブランドコンセプト「Road to Clutch」のロゴは、数多くの商品デザインやリブランディング、コンサルティングを手掛けるアートディレクター内田喜基氏がデザインした。

「REJECT」は今後、「REJECT GAMING BASE」を拠点として、eスポーチームの運営、アパレルブランド「REJECT」事業のみならず、eスポーツ大会運営事業やeスポーツ教育事業、eスポーツ人材事業、eスポーツコンサル事業など様々な事業展開を行い、eスポーツ業界を包括した新しいゲーミングブランドの確立を目指すとのこと。

様々な才能とコラボして意欲的にフィールドを広げて行く「REJECT」のこれからを注目していきたい。

REJECT公式オンラインストア:https://brand.reject.jp/
公式サイト:https://reject.co.jp/

(冨田格)