東京・下北沢「カプリチョーザ」が看板メニューにこだわる新業態を10月オープン

1978年に渋谷生まれた、カジュアルイタリアンの新たな形が誕生する。

■原点にこだわる新業態を下北沢にオープン

「カプリチョーザ/Capricciosa」とは、イタリア語で“きまぐれ”という意味の言葉。

イタリア料理は大勢でワイワイ言いながら食べるのが楽しい。そんな陽気で明るい南イタリアのトラットリア・大衆食堂タイプのレストラン、それが、1978年渋谷に誕生した「カプリチョーザ」。2018年に創業40周年を迎え、現在では日本、グアム、台湾、ベトナムに100店舗以上を展開している。

創業当時のカプリチョーザと創業者・本多征昭氏

カジュアルイタリアンのパイオニア「カプリチョーザ」が、新基軸として「1978年渋谷で生まれたスパゲティ」を開発、10月、下北沢に第1号店をオープンする。

「1978年渋谷で生まれたスパゲティ」のテーマは、1978年、カプリチョーザ創業の地である渋谷で生まれ、以来、不動の人気ナンバーワンを誇る人気メニュー「トマトとニンニクのスパゲティ」。

ニンニクのスパゲティというと、オリーブオイルと唐辛子を使ったアーリオ・オーリオ・ペペロンチーノが代表的だが、カプリチョーザではトマトソースがベース。他では味わえない濃厚なその味に、虜となった常連が後を絶たない、カプリチョーザの代名詞にもなっているメニューだ。

トマトとニンニクのスパゲティ

カプリチョーザ自慢の甘みとコクのあるトマトソースをベースに、ニンニクの香ばしい香りをしっかり溶け込ませたオイルで仕上げたシンプルながらもパンチの効いた一品。イタリアのマンマの味を思い出させるこの味を求めて、3世代で通うファンもいるほどの、40年以上愛されている看板メニューだ。

“かつての若者”が青春時代を思い出し、“いまの若者”には深く心に刺さる「他にはない」おいしさ。このおいしさを突き詰め、こだわり尽くし、深化させ続けていく。そんな想いを込め、「1978年渋谷で生まれたスパゲティ」と名付けた。

■懐かしさと新しさが共存、深化するスパゲティ専門店

「トマトとニンニクのスパゲティ」を基軸に、その味わいを大切にしながら、カジュアルに、クイックに楽しめるよう、カウンター提供をメインに店舗をレイアウト。そして、スムーズなオーダー提供を実現するため、完全キャッシュレス決済を導入する。

ロゴマークは「カプリチョーザ」のアイデンティティーを意識しながら、ノスタルジーとコンテンポラリーが共在するデザインにクリエイトした。

カプリチョーザから新たに生まれる「1978年渋谷で生まれたスパゲティ」での体験は、カプリチョーザ・ファンはもとより、カプリチョーザ未経験の新世代にも、どこか懐かしい、新体験“となるはず。

今までになかった新しい食シーンの登場まで、あともう少し。順次発表される予定の店舗の詳細情報を期待して待ちたい。

「1978年渋谷で生まれたスパゲティ」

開店日:2021年10月
所在地:東京都世田谷区北沢
カプリチョーザ公式サイト:https://capricciosa.com/

(冨田格)